大ヒット超常現象ドラマ『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』でサム・ウィンチェスターを演じたジャレッド・パダレッキ。現在米CWにて放送中の新作ドラマ『Walker(原題)』に主演しているが、『スーパーナチュラル』で兄ディーンに扮したジェンセン・アクレスのカメオ出演に関して言及した。
本作は、米CBSにて1993年から8シーズンにわたり放送された『炎のテキサス・レンジャー』のリブート版。犯罪に巻き込まれた妻を失った後、2年間にわたる重要事件の潜伏捜査を終え故郷テキサスに戻ったコーデル・ウォーカー(ジャレッド)。州警備隊テキサス・レンジャーとして街の安全を取り戻すために活躍するウォーカーが、母のいない子どもたちとの接しかたに戸惑いつつも家族の絆と街の平和に全力で向かっていく姿を描いたもの。
実は本作には、すでにウォーカーの妻役にジャレッドの妻でもあり、『スーパーナチュラル』でルビー役として共演していたジュヌヴィエーヴ・パダレッキや、ミッチ・ピレッジ(同作サミュエル役)が出演しており、お馴染みの顔が揃っているのだ。
ジャレッドは彼らに続くであろうジェンセンの出演に関して、「ジェンセンの出演が待ち遠しいよ。彼は今トロントで『ザ・ボーイズ』に出演しているから、同じ国にいるわけでもないんだ。でもそのうち、彼も『Walker』に出演して、僕と同じ"がに股仲間"にするよ。馬に乗せてカウボーイハットをプレゼントするからね」今は、スケジュールで叶わないようだが、ジェンセンにもカウボーイになってほしいという思いがあることを伝えた。
ジャレッドの話にあるように、ジェンセンは『スーパーナチュラル』終了後、米Amazon Prime Videoのオリジナルドラマ『ザ・ボーイズ』のシーズン3に、ソルジャーボーイ役で出演することが決定している。
『ギルモア・ガールズ』でブレイクし、そのまますぐに『スーパーナチュラル』に15年出演、そしてこちらが終了後すぐにまた新作に出演するという休みのないスケジュールをこなしているジャレッドだが、そのことについての思いも述べた。
「もちろん休みたいと思ったよ(笑)でも、この物語とこのキャラクターが描かれ始めた時に見て、"ああ、これ好きだな、絶対出演したい"と思ったんだ。撮影初日から、これは最高のドラマだ、自分で描く機会のない興味深い問題を扱いっていると感じたんだよ。僕はプライベートでの自分の問題を、今までの役から盗んで対応することがあるんだ。『ギルモア・ガールズ』のディーン・フォレスターや 『スーパーナチュラル』のサム・ウィンチェスター、 そして『Walker』のコーデル・ウォーカーというキャラクターを使って、自分がどう反応するか、どう感じるかを見てみたいと思っている。この作品に出られてとてもラッキーだったよ。運が良かったのは分かっているんだ」
また、『スーパーナチュラル』のサムとウォーカーの違いについては、「サムの影響は永遠に残ると思う。コーデルは全然違うんだ。俳優だからサムとは全く違う役を演じようとしている。でもサムのおかげで今の自分自身、ジャレッドになれた。だから、サムを外すことは絶対にできないし、外したいとも思わない。サムというキャラクターをとても誇りに思っているし、いつかまた彼を演じたいと思っている。でもサムがコーデル・ウォーカーに情報を与える手助けをしてくれるなら、コーデルはもっとよくなると思うよ」
兄弟の再会も気になるジャレッドの新作『Walker(原題)』は、CWにて毎週木曜日に放送中。(海外ドラマNAVI)
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ジェンセン・アクレス&ジャレッド・パダレッキ
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