『ウォーキング・デッド』ファイナルシーズンは、新たなトーンやジャンルに挑む!?

米AMCの大人気サバイバル・パニックドラマ『ウォーキング・デッド』のファイナルシーズンについて、ショーランナーが今までとは違うジャンルに挑み、新しいトーンも模索したいと語っている。

ショーランナーを務めるアンジェラ・カンは米TV Lineのインタビューに応え、ファイナルシーズンに何を期待できるか明かし、新しいトーンとジャンルに挑むことを約束すると述べている。

「私たちがファイナルシーズンの製作を始めたとき、凄く集中できて視野の広い状態に戻った。最初の部分では物事が順調に進んでいるような気がするのだけれど、(途中で)番組でお馴じみとなっているのとは違うトーンになる。視聴者にとって楽しいものになることを願うわ」

詳細こそ明かさなかったものの、ファイナルシーズンではこれまでにファンが体験したことのないことが期待できそうだ。さらに、「それはまさに色んな物がミックスした状態だと思う。複数の新しいコミュニティに出会うと、すべての物語に独自の雰囲気が生まれる。だから一部のストーリーは、今までに番組で探求したことのないタイプのジャンルに入る可能性がある。ファイナルシーズンでも、まだ製作チームが新しい何かを発見していると感じられるだけでなく、正しい方向へ進んでいると思いたい」と付け加えていた。

以前のインタビューでカンは、シーズン10の第22話「ここにニーガンあり」で描き切れなかったニーガンのバックストーリーや救世主たちの始まりを、すでに製作が進行しているアンソロジー・シリーズ『Tales of the Walking Dead(原題)』で描く可能性はあると語っていた。

ついにファイナルを迎える『ウォーキング・デッド』シーズン11は、米AMCにて8月22日(日)より放送予定。(海外ドラマNAVI)

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『ウォーキング・デッド』 (c)Eli Ade/AMC