ドラマ版『グリーン・ランタン』主演キャスト、オーディションは気が遠くなるようなものだった

米HBO Max製作によるドラマ版『グリーン・ランタン』に主演するフィン・ウィットロック(『アメリカン・ホラー・ストーリー』『ラチェッド』)が、気が遠くなるようなオーディションを勝ち抜いたプロセスについて語った。

グリーン・ランタンはDCコミックスの人気キャラクターで、2011年にはライアン・レイノルズ(『デッドプール』シリーズ)主演で映画版が公開された。映画版でライアンは二代目のグリーン・ランタン、ハル・ジョーダンに扮したが、ドラマ版で主役に抜擢されたフィンは三代目となるガイ・ガードナーを演じる。

米レビューサイトRotten Tomatoesのインタビューでオーディションについて質問されたフィンが、どれほど選考プロセスが大変だったかを明かしている。「僕は、昔ながらのスクリーンテストをやったんだ。大抵オーディションではキャスティング・オフィスに行くか、僕が何度もやったことがあるようなパソコンの前でオーディションを受けるんだけど、昔ながらの方法はスタジオに行って照明とカメラを設置して、本物の映画のように特定のシーンを演じるんだ」

フィンは続けて選考過程について話し、「それは気が遠くなるようなもので、自分で思っていたよりも遥かに規模が大きかった。ヴィッキー・トーマスというキャスティング・ディレクターがいて、怖くはないけれど少し及び腰になってしまう存在感のある女性で、彼女が小さなイスに座って僕と顔を寄せ合って台本を読んだんだ。彼女は特別な存在だよ。それから一週間後に役を獲得したと知って、すごく嬉しかったし感謝したよ」と、厳しいオーディションを勝ち抜いた喜びを語った。

フィンは、ライアン・マーフィーがクリエイターを務める『アメリカン・ホラー・ストーリー』『ラチェッド』のほか、アカデミー賞作品賞にもノミネートされたミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』や、リーマンショックの舞台裏を描いた映画『マネー・ショート 華麗なる大逆転』などに出演して銀幕でも活躍している。

現時点では、ドラマ版『グリーン・ランタン』のキャストはフィンしか決定しておらず、今後に発表される共演者などが分かり次第、続報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

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Photo:

フィン・ウィットロック (c)PF