本国ではシーズン22が放送中で、実写TVシリーズでは歴代最長記録を更新し続けている『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』。新たにはじまったスピンオフドラマ『Law & Order: Organized Crime(原題)』が、シーズン2へ更新されることが決定したと米TV Lineが伝えている。
『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』のシーズン12まで登場していたクリストファー・メローニ演じる刑事エリオット・ステイブラーが主人公のスピンオフ『Law & Order: Organized Crime(原題)』。ニューヨーク市警に復帰したステイブラーが国際的な組織犯罪を撲滅するため、特別部隊とともに奔走する。全13話からなるシーズン1は5月20日(木)に第6話を放送予定。ちょうど折り返し地点を迎えた矢先でのうれしいニュースとなった。
シーズン2はこの秋から放送予定。木曜日には『LAW & ORDER』フランチャイズが集結し、8時から刑事弁護事務所の内部を描く法律ドラマ「Law & Order: For the Defense(原題)」、9時から『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』、そして10時から『Law & Order: Organized Crime(原題)』が放送予定だ。
シリーズの生みの親で、スピンオフのクリエイターを務めるディック・ウルフによると、全24話構成になり、8話にまたがって一つのテーマやストーリーが語られる展開になりそうだという。「最初の3分の1は『ゴッドファーザー』、次は『アメリカン・ギャングスター』、最後は『スカーフェイス』だ。こうしたヴィランたちは、本物の悪党になり、ステイブラーに絶え間なく激しい怒りだけでなく、正義への信念やこれまでとは違うやり方で事件を追うことなどをもたらすんだ」
4月に『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』と『Law & Order: Organized Crime(原題)』がクロスオーバーしファンを沸かせたが、こうしたクロスオーバーの今後の可能性についても「両方の作品に新たな輝きをもたらすことができるのであれば、いつでもクロスオーバーを行うつもりだ」とウルフはコメント。マリシュカ・ハージティ演じるオリビア・ベンソンとステイブラーの共演が今後も見られると期待して良さそうだ。
790万人の視聴者数を記録した4月のクロスオーバー含め、好調な『Law & Order: Organized Crime(原題)』。今季NBCで放送の13本のTVシリーズの中でも『THIS IS US/ディス・イズ・アス』や「シカゴ」シリーズなどに続いて第4位を記録。今後もますます『Law & Order: Organized Crime(原題)』人気は加速していきそうだ。(海外ドラマNAVI)
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