2003年から4シーズンにわたって放送された青春ドラマ『The O.C.』で主要キャラクターのマリッサを演じ、シーズン3で降板したミーシャ・バートンが、降板理由は「撮影現場でのいじめだった」と明かした。
シーズン1からミーシャが演じた主要キャラクターのマリッサ・クーパーは、シーズン3で交通事故により命を落としてシリーズを退場している。『The O.C.』が放送開始されたとき17歳だったミーシャは出演当時を振り返り、「撮影セットには、すごく私に対して意地悪な人たちがいた。スターダムに追い込まれることに耐えなければいけない、若くて繊細な女の子にとって理想的な環境ではなかった」と米E! Newsのインタビューで明かした。
そして、シーズン2に入るとさらにミーシャにとって困難になったという。撮影時間が長くなり、プロデューサーが共演者のレイチェル・ビルソン(サマー役)をレギュラーに昇格させた後、キャストの出演料を均等にしたとのこと。ミーシャは「撮影現場で複数の男性から本当に酷いと感じる、ありがちないじめを受けていた」と語った。
しかし、番組が好きだったミーシャは自分なりに問題を解決するしか術がなく、「私は番組が大好きだったから、そんな環境に対処する方法として自分の周りに壁を築き、私に押し付けられた名声も築かなくちゃいけなかった」ともコメント。人気スターになったことで私生活が脅かされ、無防備に感じたとも付け加えていた。
シリーズでクリエイターを務めたジョシュ・シュワルツは、2017年のインタビューでミーシャの降板について、「ミーシャとキャストのケミストリーは複雑だった...。だけど、ミーシャが積極的に番組を離れようとしなかったのは明らかだ」と語っていた。
シリーズを降板後、ミーシャはコンスタンスに映画やドラマへ出演を重ねているが『The O.C.』を超える代表作には恵まれていない。最近は、2020年に公開されたサスペンス・ホラー映画『スプリー』に出演し、次回作は同名小説を映画化する『DragonMan: The Adventures of Luke Starr(原題)』が決定している。(海外ドラマNAVI)
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