『NCIS』ハワイ版、新たに二人のキャストが決定!

『NCIS』シリーズ史上、初めて女性を主人公に迎えるハワイを舞台にしたスピンオフ『NCIS: Hawai"i(原題)』に出演するキャスト二人が新たに発表された。米Deadlineが報じている。

『NCIS: Hawai"i』は常夏の楽園ハワイを舞台に、"NCISパールハーバー"に所属する特別捜査官ジェーン・テナントと彼女が率いるチームが中心となり、米軍隊員をめぐる事件や国家安全保障に関わる事件、いまだ謎に包まれているハワイという島を取り上げたハイリスクな事件などが描かれる予定。

今回発表された一人目は、『ブラインドスポット タトゥーの女』や『REIGN/クイーン・メアリー』などにゲスト出演していたトリ・アンダーソン。トリは、国防情報局の野心的なケイト・ウィスラー捜査官を演じ、出世街道に乗ろうとしている彼女は仕事と政治に長けているというキャラクター。見かけよりも奥が深いという彼女については、意外な背景などが徐々に明かされていくという。

そして、映画『Cicada(原題)』などに出演している新進俳優のキアン・タランが、主人公ジェーンの16歳の長男アレックス役で出演。意志が強いアレックスは年齢よりも精神的に大人で、両親の離婚に伴う変化に対処するのに苦労しているという設定。本質的は良い息子だが、時には間違った選択もしてしまうようだ。

すでにジェーン役には、『オヤジ・アタック』や『ママと恋に落ちるまで』、『ビバリーヒルズ再会白書』などへの出演で知られるヴァネッサ・ラシェイが決定している。熱心な捜査官であるジェーンは外交的で、捜査と局内での付き合いもバランス良くこなすと紹介されている。

その他には、ルーシー役でヤスミン・アル=ブスタミ(『S.W.A.T.』)、アーニー役でジェイソン・アントゥーン(『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』)、ジェシー役でノア・ミルズ(『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』)らが出演。

今後も、『NCIS: Hawai"i』に関する続報が入り次第、お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:

トリ・アンダーソン (c)NYKC/FAMOUS