Disney+(ディズニープラス)のマーベルドラマ『ワンダヴィジョン』と『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』、『ロキ』の主要キャストがバーチャルで集結し、「最初は映画の世界からTVへの移行にガッカリした」と明かした。
米Varietyの「バーチャルTVフェスト」に、『ワンダヴィジョン』からワンダ役のエリザベス・オルセンとヴィジョン役のポール・ベタニー、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』からファルコン役のアンソニー・マッキーとウィンター・ソルジャー役のセバスチャン・スタン、『ロキ』からロキ役のトム・ヒドルストンが参加した。
全員が何年にもわたってMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)映画に出演しているが、セバスチャンは2011年公開の『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』の後、再びマーベルの世界に戻って来ることに確信が持てなかったという。
ある時、新企画のためにロサンゼルスの会議室へ呼び出されたアンソニーとセバスチャンは、ファルコンとウィンター・ソルジャーを主人公にしたプロジェクトが何かしら動いていることは知っていたが、映画ではなくドラマシリーズになると聞かされて驚きを隠せなかったとのこと。
セバスチャンは自分が演じたキャラクターがDisney+へ移るという考えに、「ギョっとした」とコメント。「それがTV番組になると聞いたとき、すごく恐かったし、かなりガッカリした。それまで映画でやった規模を考えたら、それをTVでやってもうまくいくとは思えなかったんだ」と言い、Disney+のマーベルドラマで最初に失敗する存在にもなりたくなかったとも付け加えていた。
しかし、セバスチャンとアンソニーの不安をよそに、シリーズは視聴率の記録を塗り替えるほどの大ヒットに。また、シリーズ作品に出演すると、常に同じ顔ぶれのスタッフやキャストと繋がりを持てるため、彼らの近況を知ることができて、まるで夏のキャンプに参加しているようだとも例えていた。
また、ドラマシリーズの撮影中、誰が一番マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長に連絡を取っていたかという話題になり、トムは数回で、アンソニーは毎週金曜にファイギに電話をかけていたと明かし、ポールは1日おきにメールを送っていたそうだ。
Disney+(ディズニープラス)にて、『ワンダヴィジョン』と『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』が全話配信中で、『ロキ』が6月9日(水)に配信スタートしたばかり。毎週水曜日に新エピソードが配信される。(海外ドラマNAVI)
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『ワンダヴィジョン』『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』『ロキ』©2021 Marvel