米NBCの犯罪捜査ドラマ『LAW&ORDER』シリーズの新スピンオフになるはずだった『The Law & Order For the Defense(原題)』の製作が頓挫したことが明らかとなった。米TV Lineが報じている。
今年5月に製作が発表された『The Law & Orde For the Defense』は刑事弁護事務所の内部を描く法律ドラマで、刑事司法制度とともに弁護士たちの様子が細かく描かれ、現代のモラル・ストーリーが展開されるはずだった。
なぜ、新スピンオフの製作がキャンセルとなったのか理由は不明だが、NBCはユニバーサル・テレビジョンと、『LAW&ORDER』フランチャイズでクリエイターを務めるディック・フルフのウルフ・エンターテイメントと協力し、別の『LAW&ORDER』シリーズを開発する予定だという。
『For the Defense』ではウルフとキャロル・メンデルソーン(『CSI:科学捜査班』)が指揮を執り、二人とともにアーサー・W・フォーニー(『シカゴ・ファイア』)、ピーター・ジャンコウスキー(『シカゴP.D.』)、ジュリー・ワイツが製作総指揮に名を連ねていた。
『LAW&ORDER:性犯罪特捜班』はシーズン22に、シーズン12で降板したエリオット・ステイブラー刑事役のクリストファー・メローニがカムバック。復帰エピソードをバックドア・パイロットに、今年4月にステイブラーを主人公にしたスピンオフドラマ『Law & Order: Organized Crime(原題)』の放送がスタートし、すでにシーズン2への更新が決定している。
『Organized Crime』は、ニューヨーク市警に復帰したステイブラーが国際的な組織犯罪を撲滅するため、特別部隊とともに奔走する姿が描かれる。クリストファーの他には、ディラン・マクダーモット(『アメリカン・ホラー・ストーリー』)、タマラ・テイラー(『BONES』)、ダニエル・モネ・トゥルート(『Deputy(原題)』)、シャーロット・サリヴァン(『ルーキーブルー 〜新米警官 奮闘記〜』)、ニック・クリーガン(『David Makes Man(原題)』、ベン・チェイス(『トランスペアレント』)、ジェイリン・フレッチャー(『スノーピアサー』)、インズリー・シジェらが出演している。
NBCとウルフが計画しているという新しいシリーズについて情報が入り次第、お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
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