『ザ・ボーイズ』スピンオフは"マーベルの変態版"!

米Amazonのオリジナルドラマシリーズとして最大のヒットとなっている『ザ・ボーイズ』。クリエイターのエリック・クリプキが、大学を舞台にしたスピンオフについて、「マーベルの変態版」だと称した。

タイトル未定のスピンオフでは、セブンを生み出した巨大企業ヴォート社が運営するスーパーヒーローを育成する大学を舞台に、ヴォート社と最高の契約を結ぶため、生徒たちが凌ぎを削る姿が描かれる。

本家とスピンオフでクリエイターを務めるエリック・クリプキが米The Hollywood Reporterのインタビューに応え、スピンオフの進捗状況を説明した。「僕たちは猛烈な勢いで執筆していて良い形になっていると思うし、マーベルの変態版といった感じでワクワクしているよ。マーベルのプロジェクトは、ある作品はスリラーで、ある作品ではコメディというようにかなり違っているけど、『ザ・ボーイズ』のスピンオフもそんな感じなんだ。もっと下ネタのジョークが炸裂してるけどね」

クリプキは以前、『ザ・ボーイズ』の原作コミックスに登場する"G-MEN"と呼ばれる、マーベル映画『X-MEN』に登場するミュータントグループ"X-MEN"をパロディにしたチームから、スピンオフ版のインスピレーションを受けたとも明かしている。「G-MENを出発点に使っていて、その点は『ザ・ボーイズ』に似ているかな。原作の概念を用いて、それを独自の奇妙な方向へ進めさせたんだ。ただ、私たちは話しをしていただけだったんだが、そのアイデアが浮かんでワクワクしたからAmazonへ持ち込んだんだよ」

現時点でスピンオフのキャストは、大学に通う学生エマ役にリゼ・ブロードウェイ(『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』)がキャスティングされている他、レイナ・ハーデスティ(『THE FLASH/フラッシュ』)、ジャズ・シンクレア(『サブリナ:ダーク・アドベンチャー』)、マディー・フィリップス(『めちゃくちゃ恋するハンターズ』)、シェーン・ポール・マッギー(『ドリー・パートンのハートフル・ソング』)、エイミー・カレロ(『MACGYVER/マクガイバー』)も名を連ねている。

(海外ドラマNAVI)

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Amazon Prime Video『ザ・ボーイズ』