ジャレッド・パダレッキ、製作を知らなかった『スパナチュ』前日譚の誤解に改めて言及

大ヒットドラマ『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』(以後、『スパナチュ』)前日譚をディーン役のジェンセン・アクレス夫妻が製作するというニュースは当サイトでもお伝えしていたが、そのプロジェクトそのものをサム役のジャレッド・パダレッキには知らされておらず、SNSを一時騒がせていた。すぐに誤解が解けたようだが、改めてその時のことをジャレットが言及している。米Hollywood Reporterが報じた。

事の発端は、6月24日(木)に報じられたジェンセン・アクレス夫妻による『スパナチュ』の前日譚にあたる『The Winchesters(原題)』製作のニュース。「Twitterではない何かしらの方法で聞けたら良かったけど。見るのは楽しみだけど少しもサムが登場しないのは悲しくもあるよ」と、自分には声がかかっていないことを露呈していたジャレッド。このツイートに多くのファンが動揺し、ネットを騒がせていた。

ジャレッドはニューヨーク・タイムズに、一連のTwitter投稿は自分がスピンオフシリーズに関与していないことを明確にしようとした返答だったと語った。「ネット上でのことだったから、僕も関わっていると思われていたけれど、本当にただ、"皆に隠しているわけではないよ。本当に新作について知らないんだ"と言いたかっただけなんだよ」

このニュースに対するネット上での反応を振り返り、もっとよく理解しておくべきだったと語ったジャレッド。このことがきっかけでソーシャルメディアから離れよう思ったとことを明かしている。「僕はもう十分大人だから、何かを発信して人々がその意図を理解してくれると期待しない方がいいことをわかっておくべきだ。ある特定のトーンでツイートするのは難しい。オンラインで書くと"ああ、彼は知らないのか!"ということになる。"ジェンセンとジャレッド、お互い殺し合うようになるよ! "ってね。そう書かれていると、"いやいやいや"と思ってしまうんだ(笑)だから、SNSからはできるだけ離れようとしているよ」

ジャレッドはこの騒動の後にジェンセンと話し合ったこと、そして「秘密」にされていたわけではないことを確認。「ジェンセンと(翌朝)チャットしたよ。"まだ正式にシリーズ化されていないんだよ。まだ脚本ができてもいないんだから"とね。僕らは『スーパーナチュラル』が二人にとってどれほど大切なものかわかっているし、必ずしも秘密にしようとしていたわけではないんだ。彼は、このスピンオフがまだ存在していないと感じていただけなんだ。、"今後状況がどうなっているか教えるよ"と言ってくれたんだ」と続けた。

実現すれば『スパナチュ』スピンオフ第3弾となる『The Winchesters(原題)』では、ジェンセンはプロデュースとナレーションを担当する予定で、サムとディーンの両親であるジョンとメアリーを描く作品になるそう。米CWのマーク・ペドウィッツ社長は、2017年にスピンオフ『Wayward Sisters(原題)』が放送された当時、他のスピンオフを立ち上げるのはもう終わりだろうと述べていたが、2019年初頭には「もし、ずっと放送されていて、まだ本家が持ちこたえていて、スタジオがまだやり方を考えられるような方法を見つけられたら、我々は全員製作に参加する 」と語っていた。(海外ドラマNAVI)

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ジャレッド・パダレッキ&ジェンセン・アクレス© NYKC