『メア・オブ・イーストタウン/ある殺人事件の真実』シーズン2の可能性は?

本年度エミー賞リミテッドシリーズ/テレビ映画部門では作品賞をはじめ、監督賞、主演女優賞など16部門にノミネートされ、各方面で絶賛された米HBO Maxの『メア・オブ・イーストタウン/ある殺人事件の真実』。主演のケイト・ウィンスレットはあるインタビューの中で続編製作の可能性について言及した。

『メア・オブ・イーストタウン』は、ペンシルバニア州郊外の田舎町イーストタウンが舞台。全員が顔見知りの平穏な町で、ある日少女が惨殺された。刑事メア・シーアンは事件の調査に当たるが、誰もが容疑者となりうる状況で捜査は難航。父親、元恋人、親友、教師、神父...少女を取り巻く住民たちの想いは絡み合い、やがて事件は思いもよらない展開を見せていく。

ケイトは米Entertainment Weeklyのポッドキャスト「The Awardist」に登場し、シーズン2の可能性について語った。「(シーズン1の)撮影が終わる頃には"もう2度と演じられないだろう。もしHBOがシーズン2の話を持ってきても断るしかない"という感じだった」という。

しかし、「それから作品に素晴らしい評価をもらえるようになって、"(シーズン2も)可能なのかな?"という話が出るようになった。そして、クリエイティブな面で、(脚本の)ブラッド(・イングルスビー)はいくつかのとてもクールなアイデアを共有してくれた。その先が見えたの。でも、自分ができるのか理解しなければならない。もう一度することができるのか。彼女(メア)になるには、感情面をかなり消費するし、もう1度できるのか考えなければいけない。それは賭けのようなもの」と続編について前向きな気持ちもある上で、メアという役を演じることの難しさを語った。

※ここからは、シーズン1の内容を示唆しておりますのでご注意ください

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本作についてケイトは「人々は大きな悲しみに対処するとき、メアがどれほど有能であるかに反応したと思う」とコメント。「そして私にとって、それはとても感動的なことだった。私たちは作品全体に繋げられたメンタルヘルスの問題という糸をどうにか手繰り寄せようとしていたから。本当に繊細な手で、とても細い線を。彼女は悲しんでいるし、落ち込んでいる。それでも、あまり重たくなりすぎないように演じることは本当に挑戦的なことだったと思う。とても大変で、毎日悲しく気分が悪くなるようなことだった」とメアという役と向き合った日々について振り返った。

『メア・オブ・イーストタウン/ある殺人事件の真実』は8月27日(金)よりU-NEXTにて見放題で独占配信。(海外ドラマNAVI)

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