『Fleabag』フィービー・ウォーラー=ブリッジ、ドラマ版『Mr.&Mrs.スミス』から降板...!

英人気コメディドラマ『Fleabag フリーバッグ』で製作総指揮・脚本・主演を務めたフィービー・ウォーラー=ブリッジが、米Amazon製作によるドラマ版『Mr.&Mrs. スミス』から降板したことが明らかとなった。米TV Lineが報じている。

2005年に公開された映画『Mr.&Mrs.スミス』は、お互いに殺し屋であることを隠したまま結婚したジョン(ブラッド・ピット)とジェーン(アンジェリーナ・ジョリー)が、自分たちが対立する組織の殺し屋であることを知ると甘い結婚生活から一転、壮絶な戦いを繰り広げるストーリー。4億8000万ドル(約503億円)を超える世界興行収入を叩き出す大ヒットとなった作品だ。

今年2月に、ドラマ版ではフィービーと、ヒップホップ業界を描く『アトランタ』のドナルド・クローヴァーが主演・クリエイター・製作総指揮を兼任し、タッグを組むと発表されていた。

フィービーの降板理由だが、彼女とドナルドの"シリーズに対するクリエイティブ的なビジョンの相違"が原因で、穏便に別々の道へ進むことになったという。フィービーが演じるはずだった役には別のキャストが配役されることになる。

ドラマ版では、ドナルドとともにフランチェスカ・スローン(『FARGO/ファーゴ:カンザスシティ』)がクリエイターを務め、製作総指揮にはヤリーヴ・ミルチャン(『アド・アストラ』)、マイケル・シェイファー(『オリエント急行殺人事件』)、ジェニー・ロビンズ(『キリング・イヴ/Killing Eve』)が名を連ねている。

ドナルドとフィービーは、2018年公開の『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』で共演しているだけでなく、公にお互いのキャリアを支持し合っている。2019年には、フィービーが英国アカデミー賞ロサンゼルス支部主催のブリアタニア賞にて「ブリティッシュ・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」に輝いた際、プレゼンターを務めたドナルドが彼女に称賛を送っていた。

フィービーの降板は残念だが、誰が後任に就くのか続報に注目しておきたい。ドラマ版『Mr.&Mrs.スミス』は2022年にAmazon Prime Videoで配信予定。(海外ドラマNAVI)

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フィービー・ウォーラー=ブリッジ ©NYKC