BBC『刑事ジョン・ルーサー』、Netflix映画として復活!

2019年に惜しまれつつ幕を閉じたBBCの犯罪ドラマ『刑事ジョン・ルーサー』が、Netflix映画として復活することが明らかになった。米Entertainment Weeklyが報じている。

本作は、屈折した犯罪心理を深い洞察力で読み取り、自身のモラルに従って、強行に捜査を押し進めていくジョン・ルーサーが主人公。心に闇を抱え、自分のモラルを押し通す姿勢は、周囲に畏怖の念を抱かせるが、その鋭い洞察力で屈折した犯罪心理をも読み取るというロンドン警察の主任警部。

主人公を演じたイドリス・エルバ(『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』)は、本作を映画化してほしいと長年にわたって公然と訴えてきたが、ついにその願いが叶ったようだ。脚本は、シリーズクリエイターのニール・クロス(『モスキート・コースト』)が担当する。

現時点でイドリスと共演が明らかになっているのは、シンシア・エリヴォ(『ジーニアス:アレサ』)とアンディ・サーキス(『ブラックパンサー』)。TVシリーズに登場するルース・ウィルソン(『アフェア 情事の行方』)演じるアリス・モーガンがこの映画にも復活するかどうかは現時点では不明。2019年に放送されたシーズン5では、ルースはカムバック。以前は死んだと思われていた彼女のキャラクターは、ルーサーにさらなるトラブルを引き起こすために戻ってきていた。

過去にイドリスは、「この先、彼が警察官としてやっていくのは非常に難しいということがはっきりした。映画にするには最高の設定だと思うよ。ここ数シーズンはミニ・ムービーのようなものだったけど、映画ではさらによりドラマチックな瞬間を少しずつ凝縮していくことができる。シリーズではないから時間は短いけど、スケールアップしたルーサーを見ることができるだろう」と、続編を映画として製作することを願っていた。

シーズン5にはイドリスのほか、ベニー・シルバー役のマイケル・スマイリーが続投し、ルーサーの新たな相棒役のウンミ・モサク(『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』)と精神科医ヴィヴィアン・レイク役のハーマイオニー・ノリス(『MI-5 英国機密諜報部』)が新たに加わっていた。

映画版『刑事ジョン・ルーサー』に関しては、今後も続報があり次第お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

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Photo:

『刑事ジョン・ルーサー』(C) Steffan Hill