ピーター・ディンクレイジ、『ゲーム・オブ・スローンズ』への出演に興味がなかった

米HBOの大ヒット大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』でティリオン・ラニスターを演じたピーター・ディンクレイジが、もともとシリーズの出演には興味がなかったと明かし、その理由を語った。米IndieWireが伝えている。

ピーターはティリオン役で高い評価を得て、エミー賞ドラマ部門助演男優賞に8度ノミネートされ、4度の栄光に輝いた史上初の俳優となった。しかし、それほどの快挙を成し遂げた彼が、『ゲーム・オブ・スローンズ』に興味が涌かなかった理由はそのジャンルにあると述べている。

「私のように小柄な人たちにとってファンタジーのジャンルは月並みで、"なぜ、退屈なとんがった鼻や髭を常に付けなければならないんだ?"って思っていたんだ。"それを誰が決めたんだ? なぜ、いまだにその固定観念に従っているんだ?"ってね。そんなものは必要ない。だから、そう製作チームに伝えた。私はティリオンについて何も知らなかったんだ。原作も読んでいなかったし何もね。私は単に嫌な奴だったんだよ」

原作のティリオンはピーターが想像していたようなステレオタイプのキャラクターではなく、飲んだくれの策士にして、ウェスタロスで最も権力を誇る父親に望まれずして生まれてきた長男であり、慈愛の心も持ち合わせている複雑な男だ。そんな奥が深いティリオン像を知ったピーターは、自分がキャラクターに対して間違った先入観を抱いていたと悟り、役を引き受けたようだ。もし、彼がティリオンを演じていなかったら、その後のキャリアも大きく違ったものになっていたのではないだろうか。

ピーターは『ゲーム・オブ・スローンズ』の終了後、映画『パーフェクト・ケア』に出演し、エドモン・ロスタンの戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」の映画化となる『Cyrano(原題)』に主演。現在は、1984年に公開されたホラー映画『悪魔の毒々モンスター』のリブート版を撮影中で、1969年公開の西部劇アクション映画『ワイルドバンチ』のリブート版にも出演するのではないかと報じられている。その他にも、映画『The Thicket(原題)』と『Hitpig(原題)』、『Brothers(原題)』が待機中で、今後も彼の活躍から目が離せない。

(海外ドラマNAVI)

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