『SATC』続編配信までもう少し!サマンサなしを原作者はどう思っている?

世界中で大ヒットした米HBOの『SEX AND THE CITY』。その続編となる『And Just Like That...(原題)』がこの冬に本国で配信となるが、原作者が続編への思いと出演しないサマンサ役のキム・キャトラルについてコメントした。米Hollywood Reporterが報じている。

New York Postの取材に応じた原作者のキャンディス・ブシュネル。ファンに対し『SEX AND THE CITY』を人生のバイブルのように見ないで欲しいと述べた。「あのドラマが自分を導いてくれる」という熱狂的な人々について、シリーズ中のキャリー・ブラッドショー(サラ・ジェシカ・パーカー)がミスター・ビッグを自分のものにしようと頑張っていたが、それを人生の第一目標にすべきではないという考えを語った。

「現実的に考えると、男性を見つけることは、長期的には経済的にベストな選択ではないかもしれません。男性は、女性にとって様々な意味で非常に危険な存在です。私たちはあまり話しませんが、これは女性が考えなければならないことです。男性に頼れば、自分ができることがかなり狭まります。ドラマの最後はあまりフェミニスト的ではありませんでした。でも、それはTV番組だからです。そういうものがTVであり、エンターテインメントなのです。だからこそ、人々は自分の人生をTVドラマに基づいて決めるべきではないのです」

12月に放送されるHBO Maxのリバイバル版ではキャリー役のサラ・ジェシカ・パーカー、シャーロット役のクリスティン・デイヴィス、そしてミランダ役のシンシア・ニクソンの3人が出演し、50代になった彼女たちの友情を描くが、シリーズの主役の一人であるキムは、続編には参加しないことが決まっている。

多くのファンは、キムにも出演してほしいと思っているが、ブシュネルはそんな彼女のことを擁護。「私はキムが大好きです。でも、彼女は他のことをやりたがっていて、この作品をやりたいとは思っていないようです。彼女はもうあのキャラクターになりたくないのかもしれません」

ブシュネルは、HBO Maxがリバイバル製作を決めたとき、驚かなかったそうで、「HBOはこれでお金を稼ごうとしているし、できる限り本作を利用しようとしている」それでも、「もちろん、この新作も見ますよ。...6シーズンは続いて欲しいですね。私もちょっとしたお金をもらっていますから」

『And Just Like That...(原題)』はHBO Maxにて今年12月に配信予定。(海外ドラマNAVI)

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サラ・ジェシカ・パーカー、クリスティン・デイヴィス、キム・キャトラル、シンシア・ニクソン©LTVM/FAMOUS