全米視聴率ランキングで、ストリーミングのトップ10(ニールセン調べ)が発表された。
10月4日(月)から10月10日(日)までの順位は以下の通り。
<総合>
1.『イカゲーム』(Netflix/計9話)...30億2100万分
2.『メイドの手帖』(Netflix/計10話)...19億400万分
3.『マイ・ブロック』(Netflix/計38話)...7億7600万分
4.『真夜中のミサ』(Netflix/計7話)...7億700万分
5.『ブラック・ウィドウ』(Disney+/計1話)...6億7600万分
6.『ココメロン ~うたってまなぼう~』(Netflix/計12話)...6億2600万分
7.『となりのサインフェルド』(Netflix/計171話)...5億9000万分
8.『NCIS~ネイビー犯罪捜査班』(Netflix/計353話)...5億6900万分
9.『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』(Apple TV+/計22話)...5億700万分
10.『クリミナル・マインド』(Netflix/計317話)...5億600万分
<オリジナルドラマ>
1.『イカゲーム』(Netflix/計9話)...30億2100万分
2.『メイドの手帖』(Netflix/計10話)...19億400万分
3.『マイ・ブロック』(Netflix/計38話)...7億7600万分
4.『真夜中のミサ』(Netflix/計7話)...7億700万分
5.『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』(Apple TV+/計22話)...5億700万分
6.『ブリティッシュ・ベイクオフ』(Netflix/計68話)...5億500万分
7.『デイヴ・シャペルのこれでお開き』(Netflix/計1話)...3億9900万分
8.『LUCIFER/ルシファー』(Netflix/計93話)...3億5900万分
9.『セックス・エデュケーション』(Netflix/計24話)...2億8300万分
10.『マーダーズ・イン・ビルディング』(Hulu/計8話)...2億4800万分
<非オリジナルドラマ>
1.『ココメロン ~うたってまなぼう~』(Netflix/計12話)...6億2600万分
2.『となりのサインフェルド』(Netflix/計171話)...5億9000万分
3.『NCIS~ネイビー犯罪捜査班』(Netflix/計353話)...5億6900万分
4.『クリミナル・マインド』(Netflix/計317話)...5億600万分
5.『ブラックリスト』(Netflix/計169話)...4億5500万分
6.『ハートランド物語』(Netflix/計215話)...4億2600万分
7.『グレイズ・アナトミー』(Netflix/計377話)...4億1900万分
8.『グッド・ウィッチ』(Netflix/計80話)...3億6800万分
9.『ギルモア・ガールズ』(Netflix/計153話)...2億9800万分
10.『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』(Netflix/計328話)...2億8200万分
<映画>
1.『ブラック・ウィドウ』(Disney+/計1話)...6億7600万分
2.『THE GUILTY/ギルティ』(Netflix/計1話)...4億4500万分
3.『タイタニック』(Netflix/計1話)...3億4900万分
4.『マイリトルポニー: 新しい世界』(Netflix/計1話)...2億3200万分
5.『ホーカス ポーカス』(Disney+/計1話)...2億2400万分
6.『サムワン・インサイド』(Netflix/計1話)...2億700万分
7.『クルエラ』(Disney+/計1話)...1億8400万分
8.『幸せのジンクス』(Netflix/計1話)... 1億7400万分
9.『ホリデイ』(Netflix/計1話)...1億5400万分
10.『シャッフル』(Netflix/計1話)...1億5200万分
配信のランキングでは、レーティングと視聴者数によって順位が決まる放送番組と違って、期間中に視聴された時間の長さが鍵を握る。その時間の長さは1話平均でなく配信中の全エピソードを合わせたもののため、話数が多ければ多いほど有利になる計算だ。
なお、ニールセンでは以前は総合ランキングだったが、1月頭から各配信の「オリジナルドラマ」「非オリジナルドラマ(放映権を獲得した他社作品)」「映画」という3つのジャンルに分かれることに。各ジャンルと総合のランキングをそれぞれご紹介しよう。
総合部門では、前週から引き続き視聴時間30億分を超える人気で『イカゲーム』がトップを独走中。また、10月1日(金)より配信中の『メイドの手帖』も3位以下に大きく差をつけて2位に。ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーとなったステファニー・ランドの自叙伝「メイドの手帖 最低賃金でトイレを掃除し「書くこと」で自らを救ったシングルマザーの物語」を基にしたヒューマンドラマで、『スーサイド・スクワッド』のハーレイ・クイン役で知られるマーゴット・ロビーが製作総指揮に名を連ねているほか、『シェイムレス 俺たちに恥はない』の製作や『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』の脚本にも携わっているモリー・スミス・メッツラーがクリエイターを務めている。
オリジナルドラマ部門には、新しく2作品が登場。1本目は3位につけた『マイ・ブロック』。10月4日にファイナルとなるシーズン4が配信開始となっている。銃声が聞こえるのが当たり前なロサンゼルスの治安の悪い地域に住む、ルビー、ジャマール、モンセ、シーザーの仲良し4人組が、様々なトラブルに遭遇しても互いを支え合いながら前向きに乗り越えていく姿を描いている。2本目は、10月5日(火)配信スタートのコメディ『デイヴ・シャペルのこれでお開き』。スタンダップコメディアンとしてステージでも公演を定期的に行い、社会問題や政治などをテーマにした辛辣なトークで人気のデイヴ・シャペルによる特別番組だ。しかし、この作品での彼の発言が批判を集め、ストライキが発生したことなどが複数のメディアで取り上げられている。その他、前述の『イカゲーム』、『メイドの手帖』を含む8作品は前週から引き続きのランクイン。『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』などで知られるマイク・フラナガンがNetflixと再タッグを組んだ『真夜中のミサ』は2位から4位、すでにシーズン3への更新が決定している『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』が7位から5位に、新シーズンが配信中のイギリスの料理コンテスト番組『ブリティッシュ・ベイクオフ』が5位から6位に移動。完結済みの『LUCIFER/ルシファー』が4位から8位、『セックス・エデュケーション』は6位から9位へと下がる中、毎週新エピソードが追加されるミステリーコメディ『マーダーズ・イン・ビルディング』はこの週も10位で、トップ10陥落を免れている。
非オリジナルドラマ部門トップは、この週も『ココメロン ~うたってまなぼう~』に。前週圏外からトップ10入りしたのは3作品。2位に登場した『となりのサインフェルド』は1989年から1998年まで米NBCで放送され、アメリカ人の4人に1人が観たと言われる国民的シットコム。Netflixが配信権を勝ち取り、10月1日より配信がスタートした。5位の『ブラックリスト』はジェームズ・スペイダー主演の大人気アクション・サスペンスドラマ。本国では現在シーズン9が放送中で、Netflixではシーズン7までが配信中だ。8位には『グッド・ウィッチ』がランクイン。小さな町で娘と暮らす未亡人のキャシーと、息子と共に都会から引っ越してきた医師のサムが、衝突しながらもまるで魔法のように惹かれ合っていく様子を描いたファンタジードラマだ。
映画部門トップは、10月6日(水)よりDisney+で見放題配信となった『ブラック・ウィドウ』。アベンジャーズの一人、スカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウの謎に包まれた過去が明かされていくスパイ・アクション作品だ。3位には、ジェームズ・キャメロン監督、レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット出演の『タイタニック』が登場している。10月6日より配信開始で6位につけた『サムワン・インサイド』は、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のショーン・レヴィと『死霊館』のジェームズ・ワンが製作陣に名を連ねる注目のホラー。オズボーン高校の生徒たちを襲い、犠牲者の暗い秘密を暴く仮面の殺人鬼が出現。犯人の正体を突き止め、犯行を止めようとする高校生のマカニと仲間たちの姿が描かれる。8位には2011年のロマンティックコメディ『幸せのジンクス』、9位にはキャメロン・ディアス、ジュード・ロウ、ケイト・ウィンスレット、ジャック・ブラックら豪華スターが共演した2006年の映画『ホリデイ』、10位にはサンドラ・ブロック主演、2007年製作のミステリー『シャッフル』がトップ10入りを果たしている。(海外ドラマNAVI)
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Photo:
『メイドの手帖』©RICARDO HUBBS/NETFLIX