新シーズンの配信開始が待たれるなか、Amazon Prime Videoの大ヒットドラマ『ザ・ボーイズ』のスピンオフ第2弾となるアンソロジーアニメシリーズの製作が決定した。米Deadlineが報じている。
AmazonがブラジルComic-Conにて、全8話となるアニメシリーズ『The Boys：Diabolical（原題）』の製作を発表。同作では『ザ・ボーイズ』のユニバースを舞台に、その世界の語られていない物語を描くという。タイトルにある「Diabolical」とは、悪魔のような・極悪非道なという意味がある。
本家と同様にアニメ版でクリエイターを務めるエリック・クリプキは、「アニメシリーズ『Diabolical』の8話はほぼ完成している。素晴らしいクリエイターを集めて、一つのルールを与えた...というのは冗談で、ルールはないよ。彼らはルールなんか吹っ飛ばしてしまった」と答えている。ということは、『ザ・ボーイズ』に負けず劣らずのルールーを無視した、奇想天外な世界が期待できそうだ。
現時点でプロットなどの詳細は明かされていないが、脚本には錚々たる面々が名を連ねている。『ザ・ボーイズ』の製作総指揮でカメオ出演もしているセス・ローゲン、『クレイジー・リッチ！』やマーベル映画『シャン・チー／テン・リングスの伝説』などで活躍し、アジア系俳優を代表する存在となったオークワフィナ、刑事コメディドラマ『ブルックリン・ナイン-ナイン』の主演でおなじみのアンディ・サムバーグ、『クリミナル・マインド FBI行動分析課』のタラ・ルイス役で人気を博したアイシャ・タイラー、『リック・アンド・モーティ』のジャスティン・ロイランドほか。
製作陣にはクリプキとセスに加え、『ザ・ボーイズ』も手掛けるエヴァン・ゴールドバーグとジェームズ・ウィーヴァー、『ワイルド・スピード／スパイレーサー』のニール・H・モリッツ、『S.W.A.T.』のパヴァン・シェティらも参加している。
なお、『ザ・ボーイズ』には、スーパーヒーローを育成する大学を舞台にしたタイトル未定のスピンオフドラマも待機中で、そのユニバースは拡大中だ。（海外ドラマNAVI）
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Amazon Prime Video『ザ・ボーイズ』
