ジェレミー・レナーが語る『ホークアイ』の最も重要な要素とは?

マーベル・スタジオが贈るDisney+(ディズニープラス)の新ドラマ『ホークアイ』。ホークアイことクリント・バートンを約10年にわたって演じてきたジェレミー・レナーが、間もなく最終回を迎える本作で最も大切に描いたポイントを明かした。

全6話となる『ホークアイ』の舞台は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』後のニューヨーク。スーパーヒーローを辞めたい男、ホークアイことクリント・バートンは愛する家族と一緒に平穏なクリスマスを過ごすはずが、アベンジャーズに憧れる若き弓の使い手ケイト・ビショップと出会い自分の過去に関わる大事件に巻き込まれていく......。

クリントは、これまでMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に登場してきたヒーローたちのような特別な力こそ持たないが、神級の弓技を武器に数々の戦いに挑んできた。『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』では、"アベンジャーズ"でありながら"父親"として家族を大切に想う姿も描かれている。

ジェレミーは「本作でクリントの父親の面を深堀することは、最も重要な要素の一つだよ。どんな親でもスーパーヒーローだし、彼のスーパーパワーを子どもたちが支えていて、そのことが彼に本当の強さを与えているんだ」と、家族の存在がクリントの戦う原動力になっていることを明かした。

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本作で描かれている親子関係は、クリントとその子どもたちだけではない。新たに登場したちょっぴり自信家で正義感の強いケイト・ビショップ(ヘイリー・スタインフェルド『ディキンスン 若き女性詩人の憂鬱』)と、その母親エレノア(ヴェラ・ファーミガ『死霊館』シリーズ、『ベイツ・モーテル』シリーズ)の関係性も、本作における重要な要素だ。

ヴェラは「二人の親子関係も本作の中心。エレノアは自身のことをスーパーヒーローだと思っているの。でも、優れた能力を持っているけど、無謀な性格の娘に手を焼いている。彼女は必死に娘を導こうとしていて、そこは母親の使命だと思っている」と語っている。

やる気に満ち溢れるケイトと、彼女に振り回されるクリントによる、父と娘のような関係性にも目が離せない。ジェレミーは二人の関係性について「彼らは正反対の性格だけど、特別な関係なんだ。シリーズが進むにつれて、多くの成長を共にしていくと思う」と解説。数々の危機を乗り越えて、家族同然の絆を深めていく二人の行く末にも注目したい。

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ジェレミーら俳優陣が「絆」を大切にして挑んだ初の"ホークアイ"主演作品にぜひ注目していただきたい。『ホークアイ』は、ディズニープラスにて毎週水曜日に新エピソードが配信中。最終話は、明日12月22日(水)17:00より配信。(海外ドラマNAVI)

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『ホークアイ』© 2021 Marvel