エレン・ポンピオ、『グレイズ・アナトミー』を長く続け過ぎた?

米ABCの大ヒット医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』(以下『グレアナ』)で主人公メレディス・グレイを演じるエレン・ポンピオが、『グレアナ』を長く続けすぎたと考えているという。米ScreenRantが伝えている。

18シーズンにわたる『グレアナ』は、今やヒットメイカーのションダ・ライムズによって製作され、2005年に放送が始まって以来、テレビ史上歴代最長の医療ドラマという記録を更新している。そんな本作で、エレン演じるメレディスは様々なキャラクターとの出会いと別れを経験してきた。

世界的なパンデミックを描き、数多くの懐かしのキャストの再登場が話題を呼んだシーズン17に続き、9月から本国で放送開始したシーズン18はパンデミック後の世界を舞台に物語が展開。こちらにも過去に人気を集めたキャラクターが再登場し注目を集めている。

自身がホストを務めるポッドキャスト番組「Tell Me(原題)」で、作品が長く続きすぎているが故に起きたことを明かしたエレン。シーズン18に仲間と森の中を歩くシーンがあり、このシーンはエレンがライターチームに提案したというが、実は初期のシーズンですでに似たシーンを撮っていたそう。

「森の中を歩くシーンを決めてから3時間後に私の携帯がひとつの写真をポンとリマインドしてきたの。それが他のキャラクターと木々の間を歩いているシーンだったんだけど、まったく覚えてなかった。それでライターたちに連絡したの。16、17年後に、まったく記憶がない既に撮ったシーンのアイデアを提案してるってどういうこと!もはやあったことすら覚えてない記憶を、私は掘り起こしてるの?って」。さらに「これは何かを意味している。何かはわからないけど、何か意味がある。きっと長く続け過ぎってことだと思う」と続けた。

もちろんシーズン18まで続く中で、シーンやストーリーラインが繰り返されるのはあること。しかし、それが狙ってのこともあれば、このようにハプニング的に起きることもあるようだ。

最近シリーズを振り返ることの多いエレン。エレンがメレディスにお別れを告げる日は近づいているのかもしれない。(海外ドラマNAVI)

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『グレイズ・アナトミー』シーズン17 ©ABC Studios