『グレイズ・アナトミー』シーズン18、今まで最も低い視聴者数に

現在本国アメリカでシーズン18が放送されている長寿医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』(以下『グレアナ』)。だがこの最新シーズンの視聴率が、過去最低であることがわかった。英Digitalspyが報じている。

昨年12月9日(木)に本国で放送されたエピソードの視聴者数は350万人となり、シリーズ史上最低の視聴率を記録。米TV Fanaticの最新レポートによると、シーズン18第7話の視聴率もデモで0.5となり、17年近く放送されている本作に対する人々の関心が薄れてきていることがうかがえる。

ケイト・ウォルシュ(『13の理由』『アンブレラ・アカデミー』)演じる人気キャラクター、アディソン・モントゴメリーがこのシーズンでサプライズ復帰したことで、視聴をやめてしまったファンも再び見るようになったようだ。しかし、この最新の視聴者数から察するに、ケイトのカムバックがあっても、去ってしまったファンを呼び戻すには十分ではなかったようだ。

同誌はまた、同作クリエイターであるションダ・ライムズ(『ブリジャートン家』『殺人を無罪にする方法』)が製作したスピンオフで、救急サービスの派閥を中心に描く『ステーション19』も苦戦していると綴っている。最新エピソードの総視聴者数は390万人、視聴率は『グレアナ』と同じ0.5だったという。本誌では、"(『グレアナ』『ステーション19』の放送局である)米ABCは、来シーズンの夜の作品を刷新して、視聴者の関心を集めるのが賢明かもしれない"と率直に述べている。

シーズン19への更新がはっきりとわかっていない『グレイズ・アナトミー』。今の段階では何が起こるかわからないが、今後も情報を追っていきたい。(海外ドラマNAVI)

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『グレイズ・アナトミー』シーズン18© 2021 ABC Studios