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『SUPERNATURAL』ジェンセン・アクレスが明かすお気に入りのエピソードとその切ない理由

2026年9月28日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

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ジェンセン・アクレス

大ヒット海外ドラマ『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』は、サムとディーンのウィンチェスター兄弟が全米を旅しながら、人々に危害を加える超自然的な存在を狩る大人気シリーズだ。作品の根底に流れる最大のテーマは「家族」の存在である。血縁関係にあるサムとディーンの絆はもちろんのこと、二人にとって家族は血の繋がりにとどまらない。その象徴とも言えるのが、実の父親以上の味方であり、育ての親でもあるボビー・シンガーだ。シーズン7で敵のディック・ローマンによって頭部を撃たれ、悲劇的な死を遂げたボビー。ディーン役のジェンセン・アクレスは、自身が選ぶ最高のエピソードとして、ボビーが生きたハンターとして最後に登場したシーズン7の第10話「死の扉」を挙げている。ファンの間で物議を醸したボビーの死だが、なぜジェンセンはこの回を最もお気に入りと話しているのだろうか?

SUPERNATURAL
『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』ボツになった衝撃のストーリーラインとは?

2005年から2020年まで15シーズン続いた大ヒット超常現 …

ジェンセン・アクレスとジム・ビーバーが口を揃える最高傑作

シーズン7の中盤ラストとなった「死の扉」は、昏睡状態に陥ったボビーが自身の記憶の世界を彷徨いながら、死神の追跡を逃れようとする姿を描く。ボビーは敵の陰謀に関する重要な情報を兄弟に伝えるため、死の淵で必死に抗い続ける。最期の瞬間まで息子たちのために生きようとする姿が胸を打つエピソードだ。

ジェンセンは「ボビーを失うあのエピソードは、全シリーズの中でも一番か、それに近いお気に入りだ」と米Varietyに明かしている。「理由の一つは、僕自身があまり出演していないこと。ボビーの物語であり、彼の脳内で展開するシーンが多かったからね。撮影現場にあまりいなかった分、一視聴者として客観的に見ることができたんだ。観終わった後、どれほど心に響き、揺さぶられたかを覚えているよ」

ボビーを演じたジム・ビーバーにとっても、このエピソードは特別な存在だ。「見事に執筆され、監督された回だった。自分に対する贔屓目を排除しても、シリーズ全体の中で最高のエピソードの一つだと思う。自分のキャリアの中でも、関われたことを最も誇りに思う仕事だ」と振り返る。劇中では、皮肉屋なボビーの過去や最大の悔恨が明かされ、ジムの圧倒的な演技力が光った。一方で、ジム自身が一番好きだと挙げるのは、ボビーの日常を深く掘り下げたシーズン6の第4話「週末のボビー」だという。

ファンの怒りと制作陣が狙った高いリスク

「死の扉」が感動的な名作として評価される一方で、ボビーの死は多くのファンに大きなショックと怒りを与えた。当時ショーランナーを務めたセラ・ギャンブルは、シリーズの危機感を保つためにボビーの命を奪う決断を下したと明かす。

「母親を殺した悪魔や天使、黙示録すら乗り越えた後で、どうやって作品の緊迫感を保つべきか?私たちが辿り着いた答えは、物語を徹底的にパーソナル(個人的)にすることだった。ボビーに悲劇が起きれば、彼を深く愛する視聴者の心に直接刺さるから」

しかし、ファンは最愛のキャラクターを失った悲しみから単なるドラマ作りのための犠牲、安易な人物抹殺と批判の声をあげた。

演じたジム自身もショックを隠せなかった。製作陣のクリス・カーターやセラから「ゴーストとして再登場する」「CW局でなければエミー賞もののエピソードだ」となだめられたものの、完全にレギュラーを降板させられるとは思っていなかったという。スタッフから感謝の品を贈られ、別れを告げられた時に初めて、ボビーとの本当の別れを実感したのだ。

その後のシーズンやパラレルワールド「アポカリプス・ワールド」のボビーとしてゲスト出演は続いたものの、かつての存在感を取り戻すことはなかった。ジムは「他の素晴らしい仕事の機会に感謝しつつも、あの現場にいられないこと、キャストやスタッフと働けないこと、そしてかつてのボビーを演じられないことが本当に寂しい」と胸の内を明かしている。

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Photo:『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』© Warner Bros. Entertainment, Inc.

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海外ドラマNAVI編集部

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