2010年の放送開始以来、瞬く間に世界的な社会現象を巻き起こしたサバイバルドラマ『ウォーキング・デッド』。本家シリーズの終了後も、『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』、『テイルズ・オブ・ザ・ウォーキング・デッド』といった派生作品に加え、主要キャラクターを主役とする『デッド・シティ』、『ダリル・ディクソン』、そして最新作の『ザ・ワンズ・フー・リブ』と、多くのスピンオフが送り出されてきた。その中で、ファンが最も望み、最も感動的な結末を迎えた最高傑作はどの作品だろうか?
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『ウォーキング・デッド』ノーマン・リーダス、15年演じ続けたダリルに別れを告げる
『ウォーキング・デッド』のスピンオフ、『ウォーキング・デッド …
リックとミショーン登場『ザ・ワンズ・フー・リブ』は、“1シーズン完結”に徹した
米Colliderなどの海外メディアがこぞって絶賛し、本家を超越したとまで評価されているのは、リック・グライムズ(アンドリュー・リンカーン)とミショーン(ダナイ・グリラ)の再会と、その後の物語を描く『ザ・ワンズ・フー・リブ』である。
『ザ・ワンズ・フー・リブ』が他のスピンオフと一線を画す最大の理由は、そのプロットと物語の完結度にある。
本作は、本家シリーズから姿を消した後のリックの真実を視聴者に提供すると同時に、愛する夫を探すミショーンが地獄のような道のりを進み、やがて子どもたちのもとへ連れ帰るまでの展開を詳細に描いた。これは、単なるエピソードの補完ではなく、ファンが何よりも知りたかった「愛する二人の行方」を正面から扱った物語である。
本家キャラクターが登場するスピンオフとしては、この他にもマギー(ローレン・コーハン)とニーガン(ジェフリー・ディーン・モーガン)の確執を描く『デッド・シティ』、そしてダリルがパリへ連れ去られる『ダリル・ディクソン』がある。しかし、これら二作品は良くも悪くも「新しい設定」ありきでドラマが作られた印象が強く残った。
例えば、「深刻な溝のあるニーガンとマギーを強制的に協力させる」というコンセプトや、「ダリルが誘拐され、パリへ」という設定は、スピンオフならではの斬新な展開であったかもしれない。しかし、『ザ・ワンズ・フー・リブ』は、本家から自然に積み上げられた二人の絆を基盤とし、最初から明確な“エンドゲーム”(最終目標)を備えていたのだ。視聴者が何よりも望んだ瞬間――ミショーンがリックを見つけ、そしてリックがジュディスとRJを抱きしめる瞬間――が、まさにこの作品のために用意されていたのである。
『ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リブ』はU-NEXTで独占配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:Collider





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