ドラマ『ER 緊急救命室』で知られるノア・ワイリーが、HBO Maxの医療ドラマ『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』で26年ぶりにエミー賞へノミネートされたことに対して、喜びと驚きを率直に語っている。
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人気の医療ドラマ『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』シーズ …
全13部門でエミー賞候補に
8月17日にハリウッドで開催されたHBO Maxの候補者セレブレーションに出席したノアは、米PEOPLEの取材に対して心境を明かした。「正直、この年齢で再びノミネートされるとは思っていなかった。もう自分のキャリアには関係のないものだと諦めていたんだ。本当に圧倒される思いだ」
ノアが最後にエミー賞へ名を連ねたのは1999年。当時『ER』でジョン・カーター医師を演じ、1995年から1999年にかけて助演男優賞に5度ノミネートされた。今回『ザ・ピット』で主演男優賞(ドラマ部門)とドラマ作品賞(製作総指揮者として)の2部門に候補入り。実に26年ぶりとなるノミネートである。
その背景には、長年の協力者であるプロデューサーのジョン・ウェルズの存在があるという。「ジョンは『ER』も『ザ・ピット』も支えてくれた“ゴッドファーザー”のような人。彼を喜ばせたい、彼のもとでできるだけ長く仕事を続けたいと思っている」
『ザ・ピット』はピッツバーグの外傷救急病院を舞台にしたドラマで、シーズン1は全13部門でエミー賞候補となっている。「今回のノミネートが様々な部門に分かれ、作品全体の努力が認められたことが嬉しい」とノアはコメントしている。
共演のキャサリン・ラ・ナサも看護師長デイナ・エヴァンス役で助演女優賞にノミネートされている。初ノミネートとなった彼女は「キャリアのこの段階でこのような評価を得られるとは、嬉しい驚きです」と語っている。
『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』シーズン1はU-NEXTで配信中で、シーズン2は来年1月に米HBO Maxでスタート予定。第77回エミー賞授賞式は9月14日(日)午後8時(米東部時間)より米CBSで生放送される。
(海外ドラマNAVI)