台湾BLドラマ『看見愛』ファンミーティングをレポート!あの名シーンの再現も

動画配信サービスFODのレンタルランキング1位、Rakuten TVの年間ランキング2位を記録した話題の台湾BLドラマ『看見愛(カンジエンアイ)~See Your Love』の出演者5人によるファンミーティング「看見愛 See Your Love FANMEETING in TOKYO」が、4月12日(土)1より東京・台東区内のホールにて行われた。

この記事では、そんなイベントの様子をご紹介!

「看見愛 See Your Love FANMEETING in TOKYO」レポート

オープニングではBGMと共に、舞台に向かって右前方の扉から林家佑(リン・ジアヨウ)と林詠傑(エドウィン・リン)が登場。林家佑が「ここが東京だよ!日本語は勉強した?」と林詠傑に聞くと「こんにちは、すいません、いくらですか?」と答える。すかさず林家佑が「僕は高いよ」と言うと林詠傑が「僕が買う!」と言い返し、手を引いてステージに向かう。

次に、左手前方のドアから楊子翔(林宇の演じる役柄の名前)を探す陳柏文(ナット・チェン)が現れる。続いて金雲(ジン・ユン)と林宇(ライデン・リン)が現れたところを、陳柏文が林宇の手を引っ張り、林宇を挟んで、ドラマさながらに金雲と陳柏文が林宇を取り合う形の展開に。陳柏文は最後に金雲の手を取りステージに上がっていくと、林宇は理由がわからず、二人の名前を呼びながら、追いかけてステージに上がった。

客席から登壇して、一気に会場を盛り上げた5人は声を揃え「See Your Love FANMEETING in TOKYO始まります!」とオープニングを宣言。

予告編映像に続いて、まずは一言ずつ日本語で挨拶をする。林家佑が「こんにちは。僕はジアヨウです。みなさん、元気ですか?」と呼びかける。会場の返答に「元気ない…」と突っ込みを入れた林詠傑が「みなさん、こんにちは。僕はエドウィンです。元気ですか?」と再度呼びかけると、今度は「元気です!」と大きな声が返ってきた。

続いて、林宇「みなさん、こんにちは。僕はプリンス・ジョン(ジョナサン)です。よろしくお願いします」、金雲「みなさん、こんにちは。僕はジン・ユンです。初めまして。よろしくお願いします。」、最後に陳柏文「みなさん、こんにちは。ナットです。元気~?」とそれぞれに挨拶をした。

林宇にとっては今回が初めての来日。感想を聞かれると「ローソンのご飯がおいしくて、2日続けて食べています。まだ桜を見に上野公園に行けていない。車の中から見かけました。」と答えると、陳柏文が「もう行きましたよ。少ししか残っていなかった」と話す。

司会から、日本に来て行きたい場所や買って帰りたいもの、やってみたいことは?と聞かれると、それぞれが以下のように回答。

林家佑「銀座に行きたいです。以前銀座のバーが台湾に支店を出した時に、アルバイトをしていたから」
林詠傑「東京にある、全部のラーメンを食べてみたい」
林宇「昨日食べたキャラメルプリンがとてもおいしかった。スーパースーパーおいしい!」
金雲「浮腫みを消すものを買いたいです。顔をちいさくするため、この2日ほとんど食べていません。皆で食べている時は味の薄いものを選んで食べていました」

2023年に台湾BLドラマ「奇蹟」のファンミーティングで来日して以来の登壇となる陳柏文は、「日本で食べた事がないので、すき焼きが食べたかったのですが、昨日は大雨だったので諦めました。焼肉を食べました」と返答した。

『看見愛』ファンミーティングレポート②

次に、『看見愛(カンジエンアイ)~See Your Love』の名シーンを聞かれた5人は、思い入れのあるシーンをピックアップ。

林家佑「王信家にバーで初めて出会うシーン。二人にとって意味のあるシーンだから」
林詠傑「4人で家にいて、僕が縛られているシーンです。『誕生日おめでとう』が少し訛って、いいセリフが生まれました」
林宇「最終話のラストシーン。道路を挟んで手話をして、真ん中で会って歩いて行くシーンです。台本を読んだ時に一番感動したシーンでした。でも、皆さん緊張したのではないでしょうか、道路の真ん中だったから」
金雲「楊子翔が朝ご飯を作っていて、僕が喉ぼとけを触るシーンです。姜紹朋に代わって僕が喜びを感じられるシーンでした」
陳柏文「靴ひもを結んであげるシーンです。この人はボクのもの、と周囲に言い聞かせるようなシーンだと思います」

続いて司会から「看見愛といえばベッドシーンははずせませんよね」と、話題になったシーンを大画面で会場の皆で見ることに…!

まずは姜楊CPのシャワーシーン。舞台左端にいる金雲と林宇は、しゃがんだり頬に手を当てたりして画面を見つめていた。姜楊CPのこのシーンは、なんとアドリブだったそう。金雲は「あの時監督に言われたのは、自分の気持ちに従って、自然に任せて演じてという事でした。込み上げる気持ちのまま演じました」、林宇は「ちょうど1年前のこの時期だったので、緊張して見ていました」と話した。

次の成王CPは、大人の魅力たっぷりのセクシーなシーン。林家佑と林詠傑も舞台右端で照れた様子で見ていて、会場からは歓声が上がっていた。このシーンは、スタッフによると「全く演技指導がいらないくらい、ジアヨウさんがリードしてくれた」とのこと。林家佑は「リハーサルの時は位置を確認していたのに、エドウィンなら自分の即興に応えてくれると思って撮影しました」、林詠傑「撮影が始まるまではリハーサルのとおりだと思っていましたが、アクションの声が掛かるとジアヨウにいきなり首を押さえられて、驚きました。でもこのままで続けるんだと思って、自分たちの演技が生まれたという事かと思います」と話す。

司会から感想を聞かれた陳柏文は「悲喜こもごもで、甘い部分も辛い部分もあります。彼らの反応が、当時自分が自分のシーンを見ていた時のような反応です」と答えた。

『看見愛』ファンミーティングレポート③

続いては、各人がファンからの質問を選んで応えていく質問コーナー。「横断歩道のラストシーンで、姜楊 CP のお互いの指にペアリングが光っているのですが、これはいつ渡したんですか?」という質問には、金雲が「帰りに心を落ち着かせてから、食事をし、渡した」と回答。その後、「実は…」とペアリングをポケットに忍ばせた金雲に、会場は歓声を上げて盛り上がった。

さらに「私が監督!」のコーナーに続く。これは、あるシーンを本人たちに再現してもらい、再現をしたCPが監督となり、キャスティングと演出を担当。別の俳優がそのシーンを演じるというもの。

まずは姜楊CPによる、楊子翔がクローゼットで寝ているところを姜紹朋が見つけるシーン。舞台にソファーが準備され、まずは見本の演技が披露される。この時、陳柏文が音声、林家佑がカメラマン、林詠傑が照明をそれぞれ担当。その後、金雲と林宇が監督となり、姜紹朋役が林家佑、楊子翔役は陳柏文となってシーンを再現! 監督の解説付きで大いに盛り上がっていた。

『看見愛』ファンミーティングレポート④

成王CPは、オフィスで王信家が時給250元のうち50元を返せと成豊桀に迫るシーンを再現。成豊桀役は金雲、王信家は陳柏文が演じる。林宇は楊子翔で自分の役を演じる。

最後に、楊子誠のシーンから、屋上で銃を姜紹朋に突き付ける場面をピックアップ。阿慶役が金雲、楊子翔役が林詠傑、姜紹朋役は林家佑、楊子誠役が林宇で、陳柏文が監督した。

続いてゲームコーナー「二足のだるまさんが転んだ」。鬼役は陳柏文。右と左の客席の通路後方に、金雲と林宇、林家佑と林詠傑は、陳柏文の「だるまさんが転んだ」の声で、背中をタッチするために前進する。しかし止まった時には二足になっていないとダメで、動いてしまうと2歩後ろに後退するというバツがあるルールだ。

プレゼントタイムには『奇蹟』で陳東楊役を演じた亮哲(リアンジャー)がサプライズ登壇し、会場を沸かせていた。休憩をはさんで、衣装チェンジがあり、ファンが撮影できるフォトタイムを経て、イベントは締めに。

林家佑「楽しんで頂けたなら、うれしいです。ありがとうございました」
林詠傑「会えたうれしかったです」
林宇「初めてお会いできてうれしかったですし、またお会いできる機会があるとうれしいなと思います」
金雲「今日の喜びを家に持ち帰って、美しい思い出に変えて下さい。ありがとうございました」
陳柏文「看見愛チームに感謝します。こうやって作品を作って、皆さんに見て貰って、日本に来る事が出来ました。4人の後輩たちにも感謝したいと思います」

この5人の最後の一言挨拶に、観客からは「ありがとう」の声が上がっていた。ドラマの秘密や、俳優の素顔に触れ、楽しかったファンミーティングは、こうして幕を閉じていったのだった。

イベント概要

「看見愛 See Your Love FANMEETING in ToKYO」
日時:4月12日(土)12時30分開場/13時開演
場所:飛行船シアター(東京都台東区東上野4‐24‐11)
登壇者:金雲(ジン・ユン)、林宇(ライデン・リン)、林家佑(リン・ジアヨウ)、林詠傑(エドウィン・リン)、陳柏文(ナット・チェン)

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『看見愛(カンジエンアイ)~See Your Love』は、Rakuten TV、ビデオマーケット、FOD、Hulu、Lemino、Amazon Prime Videoほかにて配信中。

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