
英国を代表する人気ドラマ『ダウントン・アビー』の映画第3作が、正式タイトルとともに発表された。これまでシリーズ最後の作品と噂されてきたが、今回のタイトルがさらなる終幕感を高めている。英Radio Timesが伝えた。
ついに『ダウントン・アビー』シリーズ完結へ
映画第三弾の正式名は『Downton Abbey: The Grand Finale(原題)』(ダウントン・アビー/ザ・グランド・フィナーレ)。このタイトルからも、今後の続編やスピンオフの可能性は低く、シリーズの締めくくりとなる可能性が高い。
脚本はこれまでと同じくジュリアン・フェロウズが担当。映画化によりスケールアップした『ダウントン・アビー』の世界が、どのように幕を閉じるのか、ファンの注目が集まる。
The time has come to say goodbye. #DowntonAbbey: The Grand Finale is only in theaters September 12. pic.twitter.com/Uj6hxJP5tD
— Downton Abbey (@DowntonAbbey) March 27, 2025
主要キャストが続々とカムバック
出演が明らかになっているキャストにはロバート役のヒュー・ボネヴィル、コーラ役のエリザベス・マクガヴァン、メアリー役のミシェル・ドッカリー、イーディス役のローラ・カーマイケル、カーソン役のジム・カーター、ヒューズ役のフィリス・ローガン、トーマス役のロバート・ジェームズ=コリアー、アンナ役のジョアン・フロガット、トム役のアレン・リーチ、イザベル役のペネロープ・ウィルトン、パットモア役のレズリー・ニコル、アンディ役のマイケル・フォックス、バクスター役のラケル・キャシディ、ベイツ役のブレンダン・コイル、モーズリー役のケヴィン・ドイル、バーティ役のハリー・ハデン=ペイトン、マートン役のダグラス・リース、ハロルド役のポール・ジアマッティら。
新たなキャラクターとしてジョエリー・リチャードソン(『NIP/TUCK マイアミ整形外科医』)、アレッサンドロ・ニヴォラ(『ソプラノズ ニューアークに舞い降りたマフィアたち』)、サイモン・ラッセル・ビール(『Vanity Fair(ヴァニティフェア)』)、アーティ・フラウスハン(『カーニバル・ロウ』)らの出演も決定済み。また、前作『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』にガイ・デクスター役で登場したドミニク・ウエストも続投する。
ポール・ジアマッティが果たす「重要な役割」とは?
メアリー役のミシェルは、Colliderのインタビューで「ポールと再び共演できるのは素晴らしいこと。彼はすでにファミリーの一員であり、撮影現場に戻ってきてくれたことが嬉しい」と語った。
一方、ポールは米Entertainment Weeklyに「今回の映画では非常に重要なことをする。それが良いことか悪いことかは言わないが、シリーズの終幕に大きな影響を与える役割を果たす」と意味深なコメントを残している。物語の締めくくりとして、彼のキャラクターがどのような役割を果たすのか、今後の続報に期待したい。
『Downton Abbey: The Grand Finale(原題)』は2025年9月12日にイギリスで劇場公開予定。
『ダウントン・アビー』全6シーズンはU-NEXT、Prime Videoなどで配信中。映画第一弾『ダウントン・アビー』、第二弾『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』はAmazon Prime Videoでレンタル配信中。(海外ドラマNAVI)