
Apple TV+のSFドラマ『ファウンデーション』は、シーズン3の制作過程でショーランナー・監督を務めたデヴィッド・S・ゴイヤーが離脱し先行きが不透明になっていたが、この度新たなショーランナーが決定した。
シーズン4の脚本チームも始動
『ファウンデーション』は、アイザック・アシモフの「ファウンデーション」三部作を原作とし、銀河帝国の崩壊を防ぐために体制に逆らう亡命者たちの物語を描く。時空を超えた4人の重要人物が、危機、裏切り、複雑な人間関係を乗り越えながら、人類の未来を左右する戦いを繰り広げる。
同シリーズの新たなショーランナーとして『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』で知られるイアン・ゴールドバーグが就任。情報筋によれば、シーズン4の脚本チームも始動しているようだ。
'Foundation' Taps Ian Goldberg As New Showrunner; Writers Room Underway For Likely Season 4 https://t.co/QPrOqPNc5v
— Deadline (@DEADLINE) February 25, 2025
シーズン3は、2023年春の全米脚本家組合(WGA)ストライキの影響で撮影が一時中断。その後の予算調整や制作の問題により再開が遅れたが、最終的に2024年3月に撮影が再スタートした。この過程でゴイヤーはシリーズからの完全離脱が決まり、当初予定されていたシーズン3の監督は務めないことになった。
主演はジャレッド・ハリス(『チェルノブイリ』『ザ・クラウン』)とリー・ペイス(『キャプテン・マーベル』)。その他、ルー・ロベル(『The Pilgrim(原題)』)、リア・ハーヴィ(『モスクワの伯爵』)、ラウラ・ビルン(『THE INNOCENTS/イノセンツ』)、テレンス・マン(『センス8』)らが出演する。
ゴールドバーグは過去にゴイヤーと共に『クリプトン』のパイロット脚本を執筆。また、『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』ではエグゼクティブプロデューサー兼共同ショーランナーを務めたほか、『ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ』、『フラッシュフォワード』、『ワンス・アポン・ア・タイム』、『クリミナル・マインド 特命捜査班レッドセル』などの人気ドラマにも携わってきた。
『ファウンデーション』シーズン3は、2025年にApple TV+にてリリース予定。シーズン1~2は独占配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:Apple TV+