『NCIS:オリジンズ』ギブスの上司マイク・フランクスの過去が明らかに!ショーランナーが語る

2003年からアメリカで放送が始まって以来、世界的に大ヒットを記録している人気ドラマ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』の主人公、リロイ・ジェスロ・ギブスの若かりし頃を描く前日譚ドラマ『NCIS:オリジンズ』。

本シリーズでは、ギブスの上司にあたるマイク・フランクスも重要な役割を担っており、そんな彼の魅力などについてショーランナーが語っている。

 

ギブス以外のキャラクターたちを掘り下げる

前日譚ドラマでは、妻と娘を麻薬密売人のペドロ・ヘルナンデスに殺されたギブスが、新任の特別捜査官としてキャリアをスタートさせ、悲しみと向き合いながら個性的な捜査官たちと共に奮闘する姿が描かれる。フランクスは、想像を絶する体験をしたギブスに同情を寄せながらも厳しく指導し、優秀な捜査官として育て上げていく。

TV Insiderのインタビューに応じたショーランナー・脚本を務めるジーナ・ルチータ・モンレアルが、「この番組がキャラクター主導だということに心からワクワクしています」と言い、こう続けている。

「確かに毎週事件が起きますが、キャラクターたちがお互いに、その世界で自分自身とどう関わっているかが重要なのです。そこで、ギブスの物語を一旦置いて、他のキャラクターたちを掘り下げる地点に来たことに興奮しています。まずはフランクスから始めました。彼は非常にアイコニックなキャラクターなので、彼の過去や衝動に深く切り込めることが楽しみです」

シーズン1の後半ではフランクスに続き、他のキャラクターも掘り下げていく予定だという。

一方のギブスは、妻と娘に手をかけたペドロ・ヘルナンデスを殺し、同僚の捜査官ララ・ドミンゲスがその事実を知る展開となる。共同ショーランナーのデヴィッド・J・ノースは、その後のギブスについて「第11話以降、ギブスは自分のしたことを乗り越えて、再び自分の足場を見つけようとします。少し切り替えて、フラッシュバックでフランクスをもっと見せてはいますが、ギブスの物語はララとの関係がどうなるのか、そして彼がNIS捜査官として自分の道を見つけるという点では、まだ始まったばかりです」と説明している。

また残りのエピソードでは、ギブスのメンタルヘルスや、彼がシーズン1で直面した問題にどう対処していくかも徹底的に掘り下げられるというから、今後の展開が見逃せない。

『NCIS:オリジンズ』は、2月よりParamount+にて独占配信予定。(海外ドラマNAVI)

 

Photo:「NCIS: オリジンズ」2月よりParamount+にて独占配信開始予定©2024 CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved./参照元:TV Insider