米HBO、WBTVとDC Studiosが手掛けるグリーン・ランタンが登場する新作ドラマ『Lanterns（原題）』でスーパーヴィランを演じる俳優が決定した。米Deadlineが報じている。
新作ドラマ『Lanterns』に登場するシネストロ
新人のジョン・スチュワートとベテランのハル・ジョーダンという二人の宇宙警官が、アメリカで起きた殺人事件を調査する中で、地球を舞台にした暗い謎に巻き込まれていく様子を描く『Lanterns（原題）』。
ハル・ジョーダン役を『ブラッドライン』のカイル・チャンドラーが、ジョン・スチュワート役を『クリプトン』のデヴ＝エム役で知られるアーロン・ピエールが演じる。
そして、この度スーパーヴィランのシネストロを『ブラックリスト』のアレグザンダー・カーク（コンスタンティン・ロストフ）役や、北欧サスペンス『Face to Face －尋問－』などへの出演で知られるデンマーク出身のウルリク・トムセンが演じることが決定。
彼は、元グリーンランタンで、邪悪な道に転じた人物として描かれ、残忍でありながら否定できない魅力を持つと説明されている。シネストロの操作的な性質は、かつての弟子であるハル・ジョーダンへの執着を駆り立てている。2011年の同名映画では、マーク・ストロング（『キングスマン』シリーズ）が演じていた。
デンマーク出身の俳優として自国の作品で活躍するのみならず、アメリカおよびイギリスの映画産業においても顕著な実績を残してきたウルリク。全4シーズンに登場した『Banshee／バンシー』はもちろん、『カウンターパート／暗躍する分身』、『FRINGE／フリンジ』、『ニュー・ポープ 悩める新教皇』などでも活躍。なお、2005年の映画『アダムズ・アップル』ではマッツ・ミケルセンと共にメインキャストを務めたことでも知られる。
そのほかに明らかになっているキャストには、ケリー保安官役のケリー・マクドナルド（『ライン・オブ・デューティ』）、現代のカウボーイ、ウィリアム・メイコン役のギャレット・ディラハント（『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』）、そしてジョンの恋愛相手候補であるゾーイ役のプールナ・ジャガナサン（『私の“初めて”日記』）らがいる。
制作陣には、数々の人気ドラマを手掛けてきたデイモン・リンデロフ（『LOST』『ウォッチメン』）やクリス・マンディ（『オザークへようこそ』）が参加しており、撮影は6月までアトランタで行われる予定だ。
ウルリク・トムセンの代表作の一つ『ブラックリスト』全10シーズンはNetflixで配信中。（海外ドラマNAVI）
