『ONE PIECE』ルフィ役がマクドナルドCMに出演で物議

Netflixの実写ドラマ『ONE PIECE』でルフィを演じているイニャキ・ゴドイが、マクドナルドのCMに出演したが、それが一部で物議を醸している。

新商品のフラッペを紹介するCMで…

件のCMは2024年12月3日にラテンアメリカで公開され、日本からもYouTubeで視聴できる。マクドナルドのフラッペを紹介する内容で、地域によって呼び方が異なることを面白おかしく描いている。

日本でも、今川焼き・大判焼き・回転焼き・おやきと地域によって名称が変わるものがあるが、それをイメージしてもらえればわかりやすいだろう。しかし、物議を醸しているのはこの名称についてではない。

マクドナルドといえば以前からシオニスト企業として知られている。特に近年はイスラエルとイスラム組織ハマスの戦争をめぐり、イスラエル兵に数千食を無料で提供し始めたことを受け、世界的にボイコット運動が起きている。

今回、イニャキがマクドナルドのCMに出演したことで、一部のファンからは「(正義の味方の)ルフィが虐殺に加担しているシオニスト企業のCMのオファーを受けるなんて!」という非難の声が上がった。イニャキはこの件について、特に声明は発表していない。

日本国内でも『虎に翼』で大きな話題を呼んだ伊藤沙莉がマクドナルドのCMに出演したことで、SNSで失望するファンの声が上がったことが記憶に新しい。役と俳優を混合すべきではないことは前提として、素晴らしいメッセージを発信している作品に出演する俳優に、ファンが期待を寄せてしまうのも仕方ないことかもしれない。

『ONE PIECE』シーズン1はNetflixで独占配信中。

(海外ドラマNAVI)