『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン5で衝撃を与えたあのキャラクターの死が与える影響についてScreen Rantが伝えている。
(この記事はネタバレを含みます)
シーズン4に比べて全く違うものになる
世界中で社会現象を巻き起こしたNetflixの大ヒットシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』。シーズン4ではジョセフ・クイン演じるエディが新たに参戦。「ヘルファイア・クラブ」のリーダーとしてみんなのお兄ちゃん的存在として存在感を発揮し、特にゲイテン・マタラッツォ演じるダスティンにとは特別な絆で結ばれていた。
たった1シーズンで瞬く間に愛されキャラになったエディだが、自らを犠牲にして命を落とすことに。2025年に解禁予定の最終章となるシーズン5でダスティンは、このエディの死にどう向き合うのだろうか。
The Directのインタビューに応じたゲイテンは、シーズン5でのダスティンについて言及。「彼はまだ僕たちが知っていて大好きな男の子のままだよ。でもあのトラウマを背負っているし、シーズン序盤を通して彼が大きな喪失感を抱えているようにみえる。みんながこうした展開を通して成長する姿や、あの年で深い悲しみを乗り越えようとする姿をみて共感してくれたらいいな」
「僕も含めてみんな本当に共感できると思うし困惑や憤怒みたいな感情を理解できると思う。それってとても苛立たしくて、扱うのが難しい感情でしょ。だから視聴者がどういう風にそれを見るのか楽しみなんだ」と話した。
またシーズン5は違う雰囲気だと話すゲイテン。「だって明らかにこのシーズンでは、前シーズンに比べて全く違うものになる。シーズン4ではヴェクナが抑え込まれたように見える小さな勝利があったけど、ホーキンス全体に裂け目が開いたことで、大きな喪失感もあった。シーズン4の終わりでは、ホーキンスが本当に混乱状態にあるのが描かれていて、今シーズンは、その余波から物語が始まる」と全体像についても明かした。
これまで愛すべきお調子者キャラとして描かれることの多かったダスティン。しかし初めて親しい友人を失う経験をしたことでこれまで見ることのできなかった新たな一面に踏み込むことになりそう。エディの死と向き合う中で、ダスティンは自分自身の感情とも向き合わざるを得ない状況になることでダスティンはどのような成長をみせるのか。シーズン5のみどころのひとつになると言えそうだ。
『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン1~4は、Netflixにて独占配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ストレンジャー・シングス』© Netflix, Inc.