『トゥームレイダー』Amazonドラマ版、『ゲーム・オブ・スローンズ』スターらが主役候補に

アンジェリーナ・ジョリーが主演した映画シリーズの印象も強い『トゥームレイダー』のドラマ版が制作されることは、以前当サイトでもお伝えした通り。そのキャスティングが本格的に進められており、主役候補として『ゲーム・オブ・スローンズ』キャストなどの名が挙がっていると、米Deadlineが伝えている。

20代から30代の女優が出演を熱望

人気ゲームをもとに、アンジェリーナやアリシア・ヴィカンダー主演で映画化されたことでも知られる美しきトレジャーハンター、ララ・クロフトの冒険を描く『トゥームレイダー』。Amazonによるドラマ版では、女優・脚本家・プロデューサーとしてマルチに活躍するフィービー・ウォーラー=ブリッジ(『Fleabag フリーバッグ』『キリング・イヴ/Killing Eve』)がクリエイターとして企画を進めている。

主人公のキャスティングが進められているが、アイコニックなキャラクターの座をめぐって熾烈な争奪戦が繰り広げられそうだ。現時点でオーディションに参加すると報じられているのは、『ゲーム・オブ・スローンズ』のサンサ役や『X-MEN:ダーク・フェニックス』のジーン・グレイ役で知られるソフィー・ターナーと、『なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?』や『ボヘミアン・ラプソディ』で活躍するルーシー・ボーイントン。

オーディションは秘密裏に進められており、そのほかに誰が挑戦する予定なのかは明かされていない。過去には『ザ・クラウン』で故ダイアナ妃の若き頃を演じ『デッドプール&ウルヴァリン』でも世界中の注目を集めたエマ・コリンや、『ホルト・アンド・キャッチ・ファイア 制御不能な夢と野心』や『ターミネーター:ニュー・フェイト』で存在感を発揮したマッケンジー・デイヴィスも候補に挙がったが、彼女たちは実際にオーディションに参加する見込みは低いと見られている。

今最も新作が待ち望まれるトップクリエイターと言えるブリッジ×人気シリーズだけあって、20代から30代の女優が出演を熱望しているようだ。Amazon MGM Studiosの代表はこの件についてコメントしていない。

ブリッジ自身も熱い思いを持って本作の制作に臨んでおり、過去には「ララ・クラフトは私にとって大きな意味を持っていて、この冒険に乗り出すのが楽しみでなりません」とコメントしていた。

ブリッジが出演も果たすかどうかにも注目が集まっているが、現時点でそうした情報は入ってきていない。果たして新たなララ・クラフトに抜擢されるのは誰なのか。発表される日が楽しみでならない。

(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline