マッツ・ミケルセン、ロジャー・フェデラーとキャンペーン動画で秋のスイスをアピール

犯罪サスペンスドラマ『ハンニバル』でレクター博士を怪演して絶大な人気を誇るマッツ・ミケルセンが、元プロテニス選手のロジャー・フェデラーと、キャンペーン動画で秋のスイスをアピールしている。

 

半裸に苔を食べるマッツ・ミケルセン

大のテニスファンとして知られるマッツは、スイス政府観光局で大使を務めるロジャーと、紅葉に染まった美しいアルプスや自然を紹介するためにキャンペーンで共演した。

その動画は、雪を頂いた山々と紅葉を背景にした湖から、上半身裸のマッツが飛び出て来るシーンでスタート。どうやら、マッツは撮影を抜け出して自然を漫喫しているようで、監督は「マッツはどこだ?」と探している。少しイライラ気味の監督に対して、「彼にはもう少し時間が必要なんです。スイスの秋に関するコマーシャルなら、スイスの秋を感じて自然と繋がる必要があると言っていましたよ」と説明するロジャー。

緊張感が高まった現場の雰囲気を改善するべく、アシスタントがマッツを連れ戻すために森の中へ探しに行くと、木に抱きついている彼を発見。ところが、マッツに「邪魔するな」と言わんばかりの鋭い視線を送られ、アシスタントは何も言えずにそそくさと退散せざるを得なかった。

その後もマッツは、降りしきる雨に打たれたり岩に生えた苔をむさぼり食べたり、牛と戯れたり木に登ったりして大はしゃぎ。すっかり自然と結びついて満足したマッツが、「よし撮影だ。時は金なり」と言いながらようやく現場にカムバックするが、今度はロジャーの姿が見当たらない…。

そこでマッツが彼を探しに行くと、ロジャーが枯葉の中で泳ぐように横たわっているではないか。マッツが「何をしているんだ?」と訊くと、笑みを浮かべながら「分かるだろ」とロジャーが返答し、動画は「自然の中で我を忘れたい時は、スイスの秋が必要です」とのテロップが流れて終了している。

このキャンペーン動画でお茶目なマッツを見たファンは、秋のスイスを訪れたくなるのでは? もし、スイス政府観光局が他の季節のキャンペーンにも取り組むなら、マッツが続投することを期待したい。(海外ドラマNAVI)

Photo:@MySwitzerland_eより