先日、衝撃のフィナーレを飾ったAmazon Prime Video（アマゾンプライム）の人気ドラマ『ザ・ボーイズ』シーズン4。そのキャストたちが、自身のキャラクターに待ち受けている今後の展開について米Varietyの質問に回答している。（※この記事はネタバレを含みますのでご注意ください）
あのキャラに屈辱的な特殊能力？
『ザ・ボーイズ』シーズン最終話にあたる第8話が解禁され、考えられる限りの暗い展開で幕を下ろすことに。さらにエンドクレジットの前にはホームランダー（アントニー・スター）の父親であるソルジャー・ボーイ（ジェンセン・アクレス）が実は生きており、冷凍保存された状態で復活の時を待っていることが明かされた。
すでにファイナルシーズンに当たるシーズン5への更新は決定済。今回の終わり方を受けてソルジャー・ボーイは再び姿を見せることになりそうだが、そうなると期待せずにはいられないのが、ケスラー役のジェフリー・ディーン・モーガンとソルジャー・ボーイ役のジェンセンという『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』で親子を演じた二人の再共演だ。
ジェフリーは、「少なくとも言えるのは、ケスラーなしのシーズン5なんてどうやったらできるのか僕には分からないということだね。それが僕の感想。それについて何か正式な話をしたことはないけど、何かしらの覚悟がないと続けていくのは難しいと思う。願わくば、シーズン全話に出演できるといいね！」とケスラーの再登場について述べた後、「確かにジェンセンとは長い付き合いがある。彼は弟のような存在なんだ。だから、もちろん（共演が）実現すればいいね」と話し、ジェンセンとの再共演に期待する姿勢を見せた。
シーズン4で自殺を図ろうとコンパウンドVを手に取ったアシュリー。演じるコルビー・ミニフィは、「これまで描かれてきた通り、コンパウンドVが体内に入ると血液中で何かが起こり始め、身体を乗っ取ろうとする。だから何かが起こるということがほのめかされているの。彼女が生き延びるのか死ぬのかは分からない」と発言。アシュリーがもし生き延びて特殊能力を手に入れることになった場合のために特殊能力の候補をいくつか提案したが、いずれも屈辱的なものなのだとか。「彼らが何をするつもりなのか、それがどのように実現するのかは分からない。でも何かしらクレイジーなことになる」と話し、シーズン5でのアシュリーに波乱の展開が待ち受けている可能性を示唆した。
シーズン3のミュージカルシーンを除いて、シーズン4のラストで初めて言葉を発したキミコ。演じる福原かれんは、「（話すシーンを）脚本で読んで、とても興奮した。シーズン1で悪役をやると読んだ時くらいにね」と気合の入ったシーンだったことを告白。「この瞬間まで積み立てられてきたものだと思う。シーズン4の冒頭でキミコがスピーチセラピーを頑張っている様子が描かれる。彼女に必要なのは身体的な療法ではなくて、感情的な療法なの。シーズン終盤でフレンチーが連れ去られるのを見て、彼女が彼の名前を叫ぶ以外、何もできないのはとても直感的な瞬間」と話した彼女は、いつになったらキミコは話すのかとファンからこれまでずっと質問されてきたそうで、「あとは待つだけ！」とファンの期待を煽っている。
対するフレンチー役のトメル・カポンは、二人が離れ離れになってしまったことについて「あれ以上にワクワクする演出なんてできるかい？ まるでロミオとジュリエットだよね。素晴らしい脚本チームと（クリエイターの）エリック・クリプキがどんな風にシーズン5を仕上げてくれるのか、これまで以上に好奇心をかき立てられるし、興奮させられるよ」と劇的な展開を自身も大いに楽しんだ様子。キミコとフレンチーの今後にアツい視線が注がれている。
『ザ・ボーイズ』シーズン1～4はAmazon Prime Video（アマゾンプライム）にて配信中。（海外ドラマNAVI）
参考元：米Variety
Photo:『ザ・ボーイズ』© Amazon MGM Studios／© Amazon Content Services LLC
