『バットマン』新ドラマシリーズが頓挫…今後製作される可能性は?

DC映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』ユニバースで展開される計画だった米Maxの新作ドラマ『Arkham Asylum(原題)』が、頓挫したことが明らかとなった。

ゴッサムシティの精神病院が舞台

新作ドラマのタイトルとなったアーカム・アサイラムは、バットマン作品でお馴じみのジョーカーやポイズン・アイビーといったヴィランを収容するゴッサムシティの精神病院。

2020年7月に製作が発表された際、もともと『Arkham Asylum』は、ゴッサム警察の内部事情にフォーカスしたシリーズになる予定だった。ところが、脚本・製作総指揮に決定していたテレンス・ウィンター(『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』)が、2020年11月にクリエイティブ面の相違によりプロジェクトを離脱。

続いて、『ラザロ・プロジェクト 時を戻せ、世界を救え!』のジョー・バートンが脚本に決定したが、ほどなくして降板。その過程でプロジェクトは、ゴッサム警察のドラマから次第にアーカム・アサイラムの番組へ進化していった。

バートンの後任として、『The Sinner -隠された理由-』『ザ・ステアケース -偽りだらけの真実-』などを手がけたアントニオ・カンポスがショーランナーに決定したが、2022年10月にジェームズ・ガンとピーター・サフランが新DCスタジオの共同CEO・会長に就任し、DCユニバースの大刷新がスタート。予定されていた数多くの作品がキャンセルとなった。

『Arkham Asylum』に近しい人物が米Varietyに明かした情報によると、現時点でカンポスのバージョンは前進していないという。しかし、アーカム・アサイラムを舞台にした新プロジェクトが、将来的に開発される可能性はまだ残っているとのこと。

『ザ・バットマン』のマット・リーヴス監督が展開するバットバースは、ガン&サフランが手がける新DCユニバースとは別のエルスワールドに分類され、続編映画『The Batman Part II(原題)』のほか、『ザ・バットマン』に登場したペンギンを主人公に描くスピンオフドラマ『The Penguin(原題)』が待機中。

『Arkham Asylum』が復活となるか、新情報に注目しておきたい。『The Penguin』は、米Maxにて9月に配信スタート。(海外ドラマNAVI)

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