世界中で大ヒットしたファンタジー大河ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の200年前を舞台にしたスピンオフドラマ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』シーズン2第3話に、本家シリーズのキャラクターを彷彿とさせるコスチュームが登場し、本家でその役を演じたキャストが反応している。
同じ格好に本家キャストが反応
シーズン2第3話「燃える水車小屋」では、《黒装派》と《翠装派》の戦争を回避するべく、《黒装派》のレイニラ・ターガリエン王女が変装してキングス・ランディングへ忍び込み、《翠装派》のアリセント・ハイタワーと密会する展開となる。
レイニラは、ターガリエン家を象徴する銀髪を隠すために頭部を頭巾で覆い、尼僧のような恰好で現れたのだが、その姿は『ゲーム・オブ・スローンズ』に登場した七神正教の女性聖職者、セプタを連想させる。
このレイニラの衣装に反応したのが、『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン5~6で8話にわたり、七神正教の女性聖職者であるセプタ・ウネラを演じたハンナ・ワディンガムだ。Apple TV+の人気コメディドラマ『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』のレベッカ役で知られるハンナが、『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』の公式Instagramに投稿されたセプタ姿のレイニラの画像に、「それって私の衣装じゃない!! 脱いでよ!」と泣き笑いの絵文字も加えてコメントしている。
ハンナのコメントには「#dingshamedingshame」のハッシュタグも添えられており、これは本家シリーズでサーセイ・バラシオンが、鐘の鳴る中で街なかの人々から「シェイム(恥を知れ)!」と叫ばれながら、全裸で贖罪の道を歩いたシーンを意味していると思われる。とにかくハンナは、レイニラにセプタの衣装を脱いでほしいようだ。
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』と『ゲーム・オブ・スローンズ』は時代設定こそ異なるが、同じユニバースを共有しているため、こういった小さなクロスオーバーやイースターエッグは今後も登場するのではないだろうか。よく目を光らせておけば、新しい発見がありそうだ。
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』シーズン2はU-NEXTにて毎週月曜日に新エピソードが配信中。(海外ドラマNAVI)
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— TVLine.com (@TVLine) July 4, 2024
参考元:米TV Line