『ビッグバン★セオリー』オープニングで間違っている致命的なミスとは?

米CBSにて2007年から2019年まで放送された大人気コメディ『ビッグバン★セオリー』。この人気シリーズのオープニングは長年にわたりファンを楽しませてきたが、実は12シーズンそのままだった間違いがあったという。

12年誰も気が付かなかった?!

オープニングは、ベアネイキッド・レディースのテーマ曲に合わせ、シェルドン(ジム・パーソンズ)と仲間たちの冒険までの数十億年を追ったポップなタイムラインが流れる。宇宙の誕生から始まり、恐竜や人類の起源、謎多き世界遺産など、世界の歴史を紹介する映像に合わせて画面下には西暦のスケールが記されているのだが、実は「92,000 BC」と「90,000 BC」の間に、「91,000 9C」(本来は91,000 BC)という誤植があるのだ。CBSも(クリエイターの)チャック・ロリーの製作会社も、放送中の12年間誰もこのミスに気づくことがなかったという。しかも、オープニングのミスはこれだけではない。

さらに再生速度を落として見進めると、「1200 BC」と「1000 BC」の間が「100100 BC」と表記されていることにも気づける。

とはいえ、紀元前10億年から現代までを約17秒にギュッと駆け足も駆け足で紹介するため、スケールの数字を追いかけるにはかなりの動体視力が必要なことは間違いない。

『ビッグバン★セオリー』で語られる科学は正しい時もあるが、常に事実に忠実というわけではない。クレジットにだって登場人物と同じように欠点があり、それがこの愛すべきシットコムの素晴らしいところなのかもしれない。

『ビッグバン★セオリー』全シーズンはHuluU-NEXTで配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:Looper

Photo:『ビッグバン★セオリー』© Warner Bros. Entertainment Inc