
韓流ドラマといえば先が読めない超展開。その中でもドロドロの復讐劇をテーマにした名作5選をご紹介する。
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『7人の脱出』“21世紀最高のマクチャンドラマ”製作陣&キャストが再タッグ

ある日、ダミの前に実の母親だと名乗る女性クム・ラヒが現れる。そして養父母の借金を肩代わりする代わりに、ダミを引き取ることを申し出る。恵まれた環境に喜んだダミだったが、これが地獄の始まりだった…。ダミはテヤン投資産業開発会長で大富豪のパン・チルソンの孫にあたり、ラヒが彼女を引き取ったのはその莫大な資産を狙ってのことだったのだ。
そんななか、ダミは転校先の学校でアイドル練習生ハン・モネと親しくなる。しかし、彼女もまた別の目的をもってダミに近づいていて…。
“21世紀最高のマクチャンドラマ”ともいわれる『ペントハウス』シリーズを手掛けたチュ・ドンミン監督と脚本家キム・スノクが再びタッグを組んで製作された『7人の脱出』。一癖も二癖もある悪者たちによって繰り返されるどんでん返しの連続が見どころだ。
さらに『ペントハウス』シリーズでチュ・ダンテ役を怪演し、強烈な印象を残したオム・ギジュンが、本作でも重要なキャラクターに扮する。彼が演じる大人気SNSツール「ティキタカ」会長のマシュー・リーの登場により、物語は思いもよらない方向へと一気に展開していく…!
『私の夫と結婚して』クズ夫と裏切り者の親友に華麗なる復讐を

社内恋愛のすえ結婚した夫のパク・ミンファンとも上手くいっていない。「投資で儲ける」と言って退職するも上手くいかず、ジウォンの稼ぎをあてにするばかりか、言動もかなりのモラハラ。ジウォンの体調にも全くの無関心な最低夫で、夫婦関係は破綻していた。
ある日、ジウォンが帰宅すると、なんとそこにはスミンとミンファンの姿が。余命いくばくもないジウォンにかけた保険金の話をしながらイチャつく親友と夫を目の当たりにし、ジウォンは泣きながら二人を責める。しかし、その反撃もむなしく、突き飛ばされた拍子にジウォンの不幸な生涯は幕を閉じてしまう――。
気がつくと、なぜかそこは10年前の2013年。二度目の人生を生きるチャンスを与えられたジウォンは、ミンファンと結婚しない運命を歩もうと決意する。
“ラブコメの女王”と称される人気女優のパク・ミニョンが主演を務める『私の夫と結婚して』。第1話では、思わず「不憫すぎる…」と思ってしまうような主人公ジウォンが、10年前に戻って人生を幸せなものに塗り替えていく姿にスカッとさせられる。不倫やお金、復讐、嫁姑問題などドロドロした要素が盛り込まれてはいるものの、ドラマ全体の雰囲気は比較的ライトなため、「あまりにドロドロすぎるのは苦手…」という人にもおすすめしたい。
ジウォンに想いを寄せる直属の上司ユ・ジヒョクを演じるのはナ・イヌ。SNSでは「ナ・イヌがタイプすぎて毎度しんどい」「ナ・イヌにキュンキュン」など彼の沼にハマる人が続出していた。
『二番目の夫』エスカレートする復讐劇に釘付け

ある日ソナは、ジェギョンがスリに財布を盗られているところに遭遇。正義感からジェギョンを助け、二人はお互いの正体を知らないまま友人になるが、ソナはやがて夫とジェギョンの関係を知ってしまう。サンヒョクは己の野心の為にジェギョンとの結婚を選び、ソナのことをストーカー呼ばわりする始末。事実を知ったジェギョンも次々に罠を仕掛け、殺人の濡れ衣まで着せてソナを地獄へと突き落とす。
一方で、ジェギョンの異母兄であるジェミンはひょんなことからソナと知り合い、彼女を支えるのだが…。
マクチャン(ドロドロ復讐劇)ドラマの女王ことオム・ヒョンギョンを主演に置き、マクチャン上級者の視聴者にも「予測不能」と言わしめたとんでもドラマがこの『二番目の夫』だ。
当初の予定では120話編成だったのが、物語をより精密にするために150話までボリュームアップしたという本作は、愛、裏切り、冤罪に騙し討ちとジェットコースターのような疾走感で夢中になってしまうこと間違いなし。
『復讐の花束をあなたに』“愛憎ドラマの最強トリオ”が豪華共演

そんなある日、ユラは妊娠する。ユラはその相手が事故に巻き込まれ意識不明となったのを利用し、自分のお腹にいるのはテプンとの赤ん坊だと偽って玉の輿に成功する。しかしギョンへが陰謀に巻き込まれ、殺人者として捕まった挙句、死んでしまう事態に。ユラは自分の夢を叶えるため、テプンの財産を奪って姿を消す。
母を失いユラに裏切られ、さらに自身の命までも狙われるテプン。なんとか一命を取り留めたが、その後遺症でサヴァン症候群となり、天才的な頭脳を手に入れる。テプンはユ・ミニョクという人物になりすまして検事となり、全ての裏切りへの復讐を誓う。
最高視聴率は23.4パーセントをマークし、圧倒的中毒性で視聴者を魅了した超ド級のマクチャンドラマ。『二番目の夫』主演のオム・ヒョンギョンにくわえ、カン・ウンタクとイ・チェヨンという“愛憎ドラマの最強トリオ”が豪華共演を果たしている。
全105話となかなかのボリュームだが、「展開が早いからどんどん見進めてしまう」「あっという間に完走した」という声が意外にも多い。いわゆる“韓ドラあるある”も満載で、ドロドロ復讐劇のジャンルが好きな人に、ぜひ見てほしい一作。
『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』容赦のない復讐劇が大きな話題に

時を経て大人になったドンウンは、綿密に練り続けた復讐計画を実行し、加害者たちを一人一人、冷酷でおぞましい罠にかけていく。ドンウンの復讐は、まずはいじめグループのリーダー格で現在はお天気キャスターのヨンジンから始まる。小学校教師になったドンウンは、ヨンジンの娘イェソルが所属するクラスの担当になったのだ。
「百想芸術大賞」ドラマ作品賞を受賞した『ザ・グローリー〜輝かしき復讐〜』は、その緻密な脚本と目を背けたくなるような暴力描写、容赦のない復讐劇が大きな話題となったドラマだ。ヘアアイロンを当てられるなど壮絶なイジメのシーンは目を背けたくなるほどをに残酷なのに、周りの大人も助けてはくれない。何度も自死を考えるほどに苦しんだドンウンの仕掛ける復讐劇は、規格外で桁違い。背筋が凍るようなスリラー作品である。
『夫婦の世界』まさに“泥沼”な人間関係にハマる人続出
しかしある日、夫のマフラーに一本の見知らぬ長い髪が付着しているのを見つける。更には帰る時間を誤魔化して申告しているなど怪しい行動が次々に発覚。間もなくテオが浮気をしていたことが明らかになるが、そのうえソヌの友人たちはその事実を知りながらも彼女にバレないよう口裏を合わせていたことも分かり、ソヌはショックを受ける
。そんな彼女の元に、偶然、夫の浮気相手であるダギョンが診察に訪れる。ダギョンがテオとの子どもを妊娠していることが判明し、ソヌの壮絶な復讐劇が幕を開ける。
“そこらのホラーよりもホラー”だと話題になることも多い怪作『夫婦の世界』。泥沼という言葉がピッタリで、視聴者もドラマとわかっていてもテオに苛立たずにはいられない。更にはソヌに近づく浮気性の会計士などドロドロとした人間関係が複雑に絡み合っていて、イライラしながらも、時間を忘れて視聴してしまうくらいに“ハマる“人も多い。
韓国を代表する女優の一人であるキム・ヒエ演じるソヌの動揺する姿がリアルで、それゆえに復讐を応援してしまう。パク・へジュン演じるテオの最低男ぶりや、ハン・ソヒ演じるダヒョンの美しさが物語を際立たせている。
『蒼のピアニスト』チュ・ジフンVSチ・チャンウク!二大俳優が兄弟バトルを演じる
ヨンランの愛を一心に受けわがままに育ったイナは、プソン楽器の後継者になるべく血の滲むような努力をしてきた。実力もプライドも高いイナは、突然現れた絶対音感のジホを兄として受け入れることが出来ずにジホを激しく拒絶し妨害する。それでもジホはピアニストとして腕を上げ、さらに母ヨンランはジホとイナを同等に扱う。さらにイナは、想いを寄せる少女ダミがジホを慕っていると知る。
チュ・ジフンとチ・チャンウクという二大人気俳優が異母兄弟役として共演した『蒼のピアニスト』は、2012年に放送されたにもかかわらず根強いファンの多い作品だ。
実の父を失い、愛してくれていると思っていた義母に裏切られた絶対音感の兄×母の愛情やピアノというアイデンティティを奪われ、大切な指を負傷した天才ピアニストの弟。二人を取り巻く複雑な人間関係や、二人ともが一緒に想いを寄せてしまった女性ダミとの恋愛模様、そして物語の終盤に差し掛かるにつれて加速していく予想外の展開にも注目したい。
クラシックをテーマにした劇中の美しいOTSや、母ヨンラン役のチェ・シラによる魂のこもった演技も見応え抜群だ。