完全新作、新たなストーリーで綴る映画『猿の惑星/キングダム』は、5月10日(金)全国ロードショー。その日本版ポスターと特別映像が解禁された。
『ウィッチャー』などのドラマスターが出演
チャールトン・ヘストン主演、のちにオスカーを獲得するフランクリン・J・シャフナー監督(『パットン大戦車軍団』)で1968年に公開された映画『猿の惑星』は、衝撃のラストを含めて映画史に残る作品として語り継がれている。その後もJ・リー・トンプソン(『ナバロンの要塞』)、ティム・バートン(『シザーハンズ』)といった監督が取り組んできたこのテーマが、まったくの新作として誕生。
本作の舞台は、今から300年後の世界。高い知能と言語を得た猿の暴君が絶対的な支配を目論み、巨大な帝国<キングダム>を築こうとしていた。一方で人類はウィルスにより退化し、知能や言語だけでなく、文化、技術、社会性までも失い、まるで野生動物のような存在となっていた――。これまで、作品のテーマとして様々な形で描かれてきた“共存”と“対立”。完全新作となる本作では、<猿>と<人間>の共存をかけ、<猿&人間>VS<猿の独裁者>の新たなる衝突が圧倒的なスケールで描かれる。
メガホンを取ったのは、『メイズ・ランナー』シリーズを手掛け、人気ゲーム「ゼルダの伝説」の実写映画の監督として抜擢されたウェス・ボール。主人公の若き猿・ノアを演じるのは『To Leslie トゥ・レスリー』のオーウェン・ティーグで、ある秘密を握る人間の女性・ノヴァ役に人気ドラマ『ウィッチャー』のシリ役で知られるフレイヤ・アーランが起用されている。若き猿・ノアと秘密を握るノヴァとの出会いが、この世界に大きな影響をもたらす――。
フレイヤのほかにも、『ストレイン』のケヴィン・デュランド、『宇宙探査艦オーヴィル』のピーター・メイコン、『シェイムレス 俺たちに恥はない』のウィリアム・H・メイシーというドラマファンにおなじみの面々が出演している。
高度な知能を得た猿たちの反乱、人類の文明崩壊、そして猿と人類の戦争、世界の支配者が変わりゆく激動の歴史のうねりを心揺さぶるドラマと共に描き、全世界が衝撃のラストに息をのみ、大反響を呼んだ映画史に残る神話的『猿の惑星』が完全新作として新たなストーリーで誕生する。
今回解禁された日本版ポスターでは、世界を支配し、人間を徹底的に排除しようとする独裁者のプロキシマス・シーザーが武器を手に持ち、ノアとノヴァの前に大きく立ちはだかる。そして同時に解禁された特別映像は、プロキシマス・シーザーが築かれてゆく自身の帝国を前に、「なんて素晴らしい日だ」と放つシーンから始まる。目の前にひざまずき忠誠を誓う猿たちにそのフレーズを何度も復唱させながら映し出されるのは、逃げ惑う人間を捕まえようとする猿たちの姿と、「人類に告ぐ。世界を支配するのは、猿だ」という言葉。立ち向かおうとする若き猿・ノアと秘密を握る人間の女性・ノヴァはその圧倒的な力に立ち向かい、猿と人間が共存する世界を目指せるのか?
全貌が少しずつ明らかになっている新たな“猿の惑星”。猿と人間の共存は不可能なのか。進化は本当に彼らを選んだのか。最後に待ち受けるこの世界に隠された驚くべき真実とは――!?
『猿の惑星/キングダム』(配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン)は5月10日(金)全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
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