米AMCにて2月25日(日)より放送される『ウォーキング・デッド』の新スピンオフ『ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リブ』。早くもシーズン更新の可能性が注目されているが、そもそも映画として進められていた背景を持つ本作に、シーズン2制作の可能性はあるのだろうか? 気になる疑問にショーランナーが答えたと、米Deadlineが伝えている。
たとえリックが死んでも終わらない?
アンドリュー・リンカーン演じるリック・グライムズとダナイ・グリラ演じるミショーンを主人公にしたスピンオフ。当初はシリーズ初の劇場用映画(3部作)になる予定だったが、2022年に全6話のリミテッドシリーズへと変更され、本家で語り尽くせなかったリックとミショーンの物語が引き続き綴られることになった。
しかし“ウォーキング・デッド・ユニバース”を統括し『~ザ・ワンズ・フー・リブ』のショーランナーを務めるスコット・M・ギンプルは、リミテッドシリーズであり、たとえあのキャラクターが死んだとしてもシーズンが継続される可能性があることを示唆している。
「なんだってあり得る。たとえ最終話でリックが死んだとしても、あらゆる可能性が残されている」とコメントしたギンプル。「我々は今この作品に集中している。この作品はありとあらゆる種類の計画があったところから、本当に素晴らしい形(映画)になった。その後、(パンデミックによって)世界が変わったので僕たちは(ドラマへと)計画を変更した」
本作は『ウォーキング・デッド』スピンオフ6作目。同ユニバースは本家の放送開始からおよそ15年となる今もなお世界中のファンを魅了しているが、その秘訣は放送局側のターゲット設定にあるようだ。「この業界では万人受けするようなものを作ろうとすることもあるが、それはAMCのアプローチではない」と話すのは、AMCのエンターテインメント部門の代表ダン・マクダーモット。「どのブランドであっても、我々のゴールは一つのことをきちんとうまくやることだ。AMCと動画配信サービスのAMC+では、クオリティの高い最高級の脚本付き作品を大人の視聴者へ提供している」と続け、ターゲットを絞ることでより特定のジャンルに忠誠心の高いファンを獲得できることを過去の事例が証明していると述べた。AMCでは『ウォーキング・デッド』シリーズ以外にも、『ブレイキング・バッド』『MAD MEN マッドメン』『プリーチャー』などを放送してきた。
『ウォーキング・デッド』の中でも特に人気の高かったリックとミショーンが中心となることで注目されている『ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リブ』。シーズン2の可能性は、どれだけ視聴者を楽しませることができるかにかかっていると言えそうだ。
『ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リブ』はU-NEXTにて2月26日(月)独占配信スタート。『ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン』『ウォーキング・デッド:デッド・シティ』『テイルズ・オブ・ザ・ウォーキング・デッド』は独占配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:米Deadline①、米Deadline②
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Photo:『ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リブ』© 2023 AMC Networks Entertainment. All Rights Reserved.