『ウォーキング・デッド』ロス・マーカンドがガンを告白。健康の大切さを説く

大ヒットドラマ『ウォーキング・デッド』でシーズン5からアーロンを演じていたロス・マーカンドが、ガンになったことを明かした。米Comic Bookなど複数のメディアが伝えている。

多忙のあまり放置していたら…

現在42歳のロスは先週、Instagramに自身の顔写真を投稿。そこに写ったロスの鼻には、白い大きな絆創膏が貼られており、年々大きくなっていた鼻の上のできものが腫瘍だったために切除したと報告している。

「やあ、みんな。ようやく家族や友人、ファンの言うことを聞くことにしたよ。これまで4年にわたって数えきれないくらいの人から、鼻(の上のできもの)の検査を受けるべきだと言われていたのに、忙しくて時間がないからとずっと断っていた…実際、ここ数年はろくに覚えていられないくらい忙しかったんだ。でもその結果、どうなったと思う? 問題を先延ばしにしていたら、できものは腫瘍へと変化していたんだ。比較的進行の遅いタイプで、悪性ではなかったと聞かされたけど、このまま放置し続けていたらもっとずっと悪いことになっていただろう」

「このことをシェアするのには躊躇いがあった。僕は普段からほとんど自分のことを人に話さないタイプだからね。でも、みんなに身体的、精神的、あるいは感情的に健やかであることの大切さを説くために、投稿することにしたんだ。明らかにそれをないがしろにしていた僕は、遅ればせながら取り戻そうとしているところだよ。それをこれから学べるだけの時間がもっとあることを望んでいるけれど、人生はどうなるか分からない。だから、みんなには自分を大事にしてほしい。僕のように静観しないで。温かい言葉でサポートしてくれたみんなに愛を贈るよ」

モノマネが得意なことで知られるロスは、『ウォーキング・デッド』に出演し続ける傍らで、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ/エンドゲーム』にレッドスカル役で登場。さらにマーベルアニメ『ホワット・イフ…?』でも同役などを演じたり短編作品でウルトロンの声を担当。『LEGO スター・ウォーズ/サマー・バケーション』ではハン・ソロ役として声優を務めている。ほかにも、『ウォーキング・デッド』原作者のロバート・カークマンが手掛けるアニメシリーズ『インビンシブル ~無敵のヒーロー~』といった複数のプロジェクトに参加する多忙ぶりだが、自愛してほしいものだ。

『ウォーキング・デッド』全11シーズンはDisney+(ディズニープラス)にて配信中。『ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン』『ウォーキング・デッド:デッド・シティ』はU-NEXTにて独占配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Comic Book

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