エイミー・アダムス、『イミテーション・ゲーム』脚本家のドラマに出演へ

アカデミー賞に合わせて6度ノミネートされているエイミー・アダムス。演技派として知られる彼女が新作ドラマに出演すると、米Deadlineが伝えている。

裁判と殺人事件の調査が同時進行

これまで『Junebug(原題)』『ダウト ~あるカトリック学校で~』『ザ・ファイター』『ザ・マスター』『バイス』でアカデミー賞助演女優賞、『アメリカン・ハッスル』で同主演女優賞の候補となり、レオナルド・ディカプリオ、クリスチャン・ベイル、トム・ハンクス、クリント・イーストウッド、フィリップ・シーモア・ホフマン、メリル・ストリープ、ホアキン・フェニックスらと共演してきたエイミー。彼女が新たに出演するのは、ベネディクト・カンバーバッチ、キーラ・ナイトレイが出演した2014年の映画『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』でアカデミー賞脚色賞を受賞したグレアム・ムーアの小説「評決の代償」(早川書房)のドラマ版『The Holdout(原題)』。

誘拐殺人事件の被告が数ヵ月にわたる裁判の末に無罪となり、その判決を下した陪審員たちは誹謗中傷を浴びることに。それから10年後、当時の陪審員の一人で現在は弁護士として活躍するマヤのもとに、かつての事件の新たな証拠が見つかったという連絡が入る。だが、新たな殺人事件が起き、その容疑者として彼女が疑われることになる…というストーリー。原作者のムーアが脚色も手掛ける。

このリミテッドシリーズで、エイミーは出演だけでなく製作総指揮も担当。Deadlineによれば、2016年のドラマ『ナイト・オブ・キリング 失われた記憶』のように、裁判と殺人事件の捜査が同時進行で描かれることになるようだ。

エイミーは2018年に米HBOのリミテッドシリーズ『KIZU-傷-』で自傷癖のある女性を演じてエミー賞やゴールデン・グローブ賞の候補に。さらに、『バイス』の監督アダム・マッケイと再び組んでNetflixの新作ドラマ『Kings of America(原題)』に出演することも決まっている。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline

Photo:エイミー・アダムス ©NYPW/FAMOUS