『私立探偵マグナム』オリジナルキャストがファイナルシーズンで監督デビュー!

人気ドラマ『私立探偵マグナム』でシーズン1よりオーヴィル・“リック”・ライト役を演じているザカリー・ナイトンが、ファイナルとなるシーズン5で監督デビューを飾り、その舞台裏について語っている。

監督デビューに相応しい理由

シーズン5第17話「Consciousness of Guilt(原題)」で初メガホンを取ったザカリーが米TV Insiderの取材に応じ、このエピソードが監督デビューに相応しい理由に言及。「彼らが、コメディ要素がタップリのエピソードを提供してくれて本当に感謝しました。僕はコメディ畑の出身だから、(コメディアンの)ボビー・リーが出演するエピソードを監督するなら、その仕事には僕がピッタリだと彼らは分かっていたと思います」とコメントした。

また、シーズン4・5の2話で監督を務めたマグナム役のジェイ・フェルナンデスから、監督についてアドバイスを受けたかどうかとの質問には、「自分でやりたいことは何でもやるべきだ」との助言を貰ったと答えている。

そして、「このエピソードから、監督として自分自身について何を学びましたか?」との質問には、最初、現場にいる全員が自分に視線を投げかけて指示を待っている様子を見ると、プレッシャーを感じて怖くなったが、最終的に「自分は演出が出来る」と分かったと述べている。

その他にも、衣装担当者など様々な部門と密に連携して作業を進める必要があったため、全部門について多くのことを学んだという。あらゆることに対応し、「自分にも出来る」と分かったことが一番の収穫だったとのことで、「実際のところ監督は自分に向いているし、すごく楽しかったですね。こんな風にワクワクしたのは何年ぶりだろう。これからも続けていきたいです」と語った。

最後に、「コメディとドラマ、アクションを組み合わせた別の作品を監督したいですか? それとも一つのジャンルに絞っていきたいですか?」との質問には、「全部やりたいですね」と回答。ザカリーは、すでにコメディ作品を監督する企画が待機していると仄めかし、「半年後にはハワイにいるから、『NCIS:ハワイ』のエピソードを監督する依頼があれば引き受けるつもり」だとも述べた。

『私立探偵マグナム』ファイナルシーズンは米NBCにて毎週水曜日に放送中。(海外ドラマNAVI)

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