『ザ・クラウン』最終シーズンでチャールズ、ダイアナ役俳優がした役作りとは?

ファイナルとなるシーズン6の解禁がついに来月に迫ったNetflixの人気ドラマ『ザ・クラウン』。のちに国王になるチャールズ皇太子を演じたドミニク・ウェストは、どのような思いで役を捉え、演技に望んだのか。その思いを、英Radio Timesが伝えている。

本人を知る人に聞き取り、青写真を参照

エリザベス女王と英国王室を描き、2016年の配信開始以来、世界的ヒットを記録してきた『ザ・クラウン』。ファイナルシーズンは2部構成となり、パート1が11月16日(木)より配信される。

本作は2シーズンごとに年代が変わるのに伴い、主要キャストがガラリと入れ替わるのが特徴。チャールズ皇太子役も、シーズン3&4で演じたジョシュ・オコナーからシーズン5よりドミニクへと引き継がれた。故ダイアナ妃との離婚後を描くシーズン5&6でチャールズ皇太子を演じるドミニクは、同役で本物の悲しみと思いやりを見せることになると説明した。

「『ザ・クラウン』の素晴らしいところは、公人のプライベートな面を見られること」と話すドミニク。「僕が思うに、チャールズはプライベートではかなり感情的。つまり、そういう風に僕が演じたということだけど。願わくば、思いやりがありながらも比較的バランスが取れているものを見せられていればいいなと思う」

自分が演じる人物への理解を深めたいと思ったドミニクは、役作りのためにチャールズに会ったことがあるという大勢の人々と話をしたそう。「チャールズは、おそらく女王とフィリップ殿下を除けば誰よりも多くの人々に会っていたと思う。そして彼に会った人の大半が、彼はとても温かく親切だと語っていたんだ」と、人柄について明かした。

フィナーレの幕開けをおよそ1ヵ月後に控え、様々な情報が次々と解禁されている『ザ・クラウン』。解禁された新たな場面写真では、チャールズ皇太子やダイアナ妃が息子であるウィリアム王子とハリー王子のそばに立っていたり、ダイアナ妃がアンゴラの地雷地帯を歩いたりヨットに乗ったりしている。そのほかには、エリザベス女王やダイアナ妃の恋人ドディ・アルファイドらの姿も見られた。

ザ・クラウン

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ダイアナ妃を演じるエリザベス・デビッキにとって、シーズン6は「俳優としてめったにないチャレンジだった」そうで、クリエイターのピーター・モーガンがキャストの感情表現を手助けするために用意した青写真のようなものに信頼を置くようにしたという。「彼の解釈は感情的に筋が通っていると思ったから、それにしがみつくようにした。明らかにそれ(当時のダイアナ妃の心境)は絶望的で困難を伴うもので、私たちは決して知ることができないものだと思うから」

1997年から2005年までの期間を描く『ザ・クラウン』ファイナルシーズン。そのパート1は11月16日(木)、パート2は12月14日(木)にNetflixにて配信される。(海外ドラマNAVI)

参考元:英Radio Times

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