『セックス・エデュケーション』スピンオフの可能性についてクリエイターが語る

セックスをテーマにしたNetflixで人気の青春ドラマ『セックス・エデュケーション』は来月配信開始となるシーズン4で終了するが、クリエイターのローリー・ナンがスピンオフの可能性について語っている。

主要なキャラクターの物語は完結するけれど…

世界中のNetflixファンに向けたバーチャルイベント「TUDUM」のインタビューでナンが、「もともとシーズン4が番組のファイナルになると意図したわけではなかったんですが、制作の過程で物語が終わりを迎え、キャラクターたちを残していい場所にいると確信を持ち始めました。彼らに満足しましたし、その時点でキャラクターについて言いたいことはすべて言い終えたような気がしました」と述べている。

しかし、物語の舞台となるムーアデール高校の生徒たちを描き切ったかどうかとの問いには、「ほかの事については、休暇を取ってから考えます。ですが、ムーアデールは本当にネタが豊富な世界なので、ティーンエイジャーについて書くのはいつも楽しかったですね。だから、あの世界をさらに探求する可能性は常にあると思います」と回答。スピンオフや続編の可能性を完全には否定しなかった。

またナンは、4シーズンを通してキャラクターたちがどのように変化したかについても言及している。「すべてが始まったところへ戻って見てみると、彼らは本当に成長して大きく変化したと思います。シーズン4では、キャラクターたちが大人の世界に一歩ずつ踏み出していく様子を目にすることができます。彼らは、まさにティーンエイジャーの終わりを迎えようとしていて、それに伴い多くのプレッシャーが生じます。子どもと大人の間の曖昧な感覚は、このシリーズで非常に特殊な方法で探求しているもので、シーズン1から大きく進化してきましからね」

そして、このシリーズを制作して一番良かった点については、「正直に言うと、この作品はチームの努力の結晶なんです」と答えている。「脚本家チームから監督、プロデューサーやポストプロダクションチームを含めたスタッフ、キャストに至るまで、この作品に関わった人たちのたゆまぬ努力と協力がなければ、この作品は存在しませんでした。この作品にはたくさんの愛が注がれています。制作に携わる全員が本当に気を配っているから、その愛と気遣いが感じられると思います」とも語った。

続編やスピンオフにも期待したいが、まずはNetflixにて9月21日(木)に配信開始されるシーズン4を楽しもう。(海外ドラマNAVI)

参考元:Netflix公式サイト

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Photo:『セックス・エデュケーション』 ©Sam Taylor/Netflix