イギリスのヒットメイカー、アンソニー・ホロヴィッツの『アレックス・ライダー ボクは少年スパイ』シーズン1~2が、8月1日(火)午前0時【7月31日(月)深夜】よりNHKプレミアム、BS4Kにて4夜連続で放送される。
ミステリーに定評のあるホロヴィッツが贈る
原作は、ホロヴィッツの「女王陛下の少年スパイ!アレックス」シリーズ。日本では、漫画家の荒木飛呂彦が翻訳版のイラストを手掛けたことでも話題となった。2006年には映画化され、ユアン・マクレガー、ビル・ナイ、アンディ・サーキス、ミッキー・ロークら多彩なキャストが出演。
ホロヴィッツといえば、アーサー・コナン・ドイルの財団公認で「シャーロック・ホームズ」シリーズの続編となる小説「絹の家」「モリアーティ」を執筆したことでも知られる。2016年に執筆した「カササギ殺人事件」をはじめとした最近の小説も国際的に高い評価を受けている。また、ドラマでは『名探偵ポワロ』や『刑事フォイル』を手掛けた。
ロンドンでおじのイアンと暮らしていたアレックス・ライダーだが、おじがある日突然、死んでしまう。交通事故だったと聞かされたアレックスは、スピード違反もしないおじが事故死するなんておかしいと、不信感を抱く。ちょうどその頃、大富豪が謎の死を遂げるという事件が相次いでおり、彼らの共通点は、問題児を更生させるための全寮制の学校「ポイントブランク」に息子を入学させていたことだった。
イアンの死について調べていたアレックスは、ある組織の存在を知る。それはイギリスの秘密情報部に属する特別作戦局だった。イアンは銀行員を装っていたが、実は特別作戦局のエージェント、つまりスパイで、任務中に殺されたのだった。局長のブラントはアレックスの類まれな能力を知って彼をエージェントとしてスカウトし、任務を依頼する。
初めは怒って取り合わなかったアレックスだが、特別作戦局の粘りに負け、おじの死の真相を探るために協力することを決める。彼に与えられた任務は、素性を偽って「ポイントブランク」に入学し、潜入捜査をすること。フランス・アルプス山脈内にあり、周囲を雪に覆われているその学校は、異様な雰囲気が漂っていた。校内を探るうちに、アレックスは恐ろしい計画が企てられていることを突き止める…。
アレックスを演じるのは、オット・ファラント(『戦争と平和』)。共演は、ブレノック・オコナー(『ゲーム・オブ・スローンズ』)、アンドリュー・バカン(『ブロードチャーチ ~殺意の町~』)、ロンケ・アデコルージョ(『レイン・ドッグス/フツウじゃない家族』)、スティーヴン・ディレイン(『ゲーム・オブ・スローンズ』)、ヴィッキー・マクルア(『ライン・オブ・デューティ』)、トビー・スティーヴンス(『007/ダイ・アナザー・デイ』)など。
『アレックス・ライダー』放送情報
『アレックス・ライダー ボクは少年スパイ』(全16回)は、NHKプレミアム、BS4Kにて8月1日(火)午前0時【7月31日(月)深夜】より4夜連続放送。
(海外ドラマNAVI)
Photo:『アレックス・ライダー ボクは少年スパイ』© 2020 Eleventh Hour Films Ltd. All Rights Reserved.