『ユーフォリア』ドミニク・ファイク、薬物中毒で降板寸前だった

ミュージシャンで俳優のドミニク・ファイクが、衝撃的な青春ドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』シーズン2に出演した際、"薬物中毒者"であったことをApple Musicのインタビューで認めた。米Varietyが報じている。

麻薬常用者役で出演

ドミニクは、主人公ルー(ゼンデイヤ)とジュールズ(ハンター・シェーファー)と三角関係に陥る麻薬常用者エリオット役として出演。番組のクリエイターであるサム・レビンソンは、ドミニクが実生活で麻薬と手を切るように専門家を雇おうとしたが、計画は失敗に終わったという。

「僕は当時、薬物中毒者で、薬物がメインのテーマで出てくる番組に出演するのはとても難しかった。監督であり脚本家でもあるサムは、僕にしらふのコーチをつけてくれた。でもうまくいかなかったんだ」と語った。

『ユーフォリア』撮影中もハイだった

また、『ユーフォリア』の撮影中にハイになったことがあるかと聞かれると、「そうなんだ。あの番組の多くの時間、僕はめちゃくちゃだった。本当にひどかった」と答えた。

さらに「叱られたよ。危うく番組を降ろされるところだった。“こんなことを続けていてはいけない”と言われたんだ」と付け加えた。

結局ドミニクはクビにはならず、レヴィンソンは彼が実際にハイになっているテイクをいくつか使ったという。

『ユーフォリア』シーズン2が製作中だった2021年、Variety誌の取材に応じたドミニクは、エリオットを演じるのに「あまり演技をする必要がなかった」と話していた。

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Photo:『ユーフォリア/EUPHORIA』© 2022 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.