『コブラ会』ラルフ・マッチオ、沖縄を訪れた経験はスピリチュアルなものだった

1980年代から1990年代にかけて一世を風靡した映画『ベスト・キッド』シリーズで主演を務め、スピンオフ『コブラ会』にも出演するラルフ・マッチオ。彼が、同シリーズとゆかりのある地、沖縄を訪れた体験について「スピリチュアルなものだった」と話している。米Hollywood Reporterが伝えた。

『コブラ会』に欠かすことのできない沖縄という土地

『コブラ会』として再び蘇った1984年公開の映画『ベスト・キッド』の世界。転校先の学校でカラテ高校チャンピオンと対立することになったダニエルは、ある日、老人ミヤギと出会い、自分を守るためにカラテを教わることになる…というストーリー。ダニエルは“ミヤギ道”を習うことになり、競争重視のコブラ会とは一線を画すカラテで成長していくが、そんなミヤギの出身地が沖縄という設定だった。

『コブラ会』の真髄とも言えるミヤギ道の精神が根付く沖縄はストーリーにも欠かすことができない場所で、シーズン3では大人になったダニエルが、今は亡き師匠ミヤギの故郷を再び訪ねる姿が描かれた。この撮影のため、実際に沖縄を訪れたというラルフは「優美な海岸線と山々の息を呑む素晴らしい景観を眺めながら感じる、完璧に透き通った空気、穏やかなそよ風に心を打たれた」という。

「比類のない長寿と平均寿命を誇る、世界で最も幸せな場所とよく言われる島の人々から温かい歓迎をずっと受けた」と話しているラルフは、温泉が楽しめることでも知られる琉球温泉 瀬長島ホテルに滞在したそう。短い滞在だったようだが、「“ミヤギの地”は僕にとってほとんどスピリチュアルなものだったよ」と話した。

ラルフが話す通り、近年その雄大な自然のみならず、健康長寿が多く住む世界トップクラスの“ブルーゾーン”としても世界中から注目を集めている日本屈指のリゾート地、沖縄。再び旅行を楽しめるようになった今、ミヤギ道の精神を感じる沖縄旅を求めて国内外からの観光客がますます増えるかもしれない。

Netflixオリジナルシリーズ『コブラ会』シーズン1~5は独占配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:Netflixオリジナルシリーズ『コブラ会』シーズン1~5は独占配信中