実話をもとにしたスパイサスペンス『トレイター/TRAITOR 国を売った男』がWOWOWで2月放送

2004年、NATO加盟の裏でロシアのスパイとなったエストニア国防省の官僚…。実話をもとに描く緊迫のスパイサスペンス『トレイター/TRAITOR 国を売った男』がWOWOWプライムで2月に放送される。

『トレイター/TRAITOR 国を売った男』とは

バルト3国の国エストニアで製作された緊迫のサスペンスドラマ『トレイター/TRAITOR 国を売った男』が“WOWOWプレミア”で日本初公開。タイトルの“トレイター”とは、英語で“裏切り者”を意味する。

エストニアは、国土の東側でロシアと国境を接しており、歴史上、さまざまな国に支配されてきた。1991年、旧ソ連の崩壊を受けて独立を回復。しかし一部ではロシアとの関係が残っていた…。2004年春、同国がいわゆる“西側”のNATO(北大西洋条約機構)やEU(欧州連合)に加盟した前後を背景に、同国の国防省の官僚がロシアのスパイになったという衝撃の実話に基づいたドラマが本作。

祖国・家族・友人を裏切り続けるという運命を背負った男。その心の闇、そして大国ロシアに翻弄された人間の極限状態に、リアルな視点から肉薄。スケール感とスリルは見応えたっぷりだ。

あらすじ

トレイター/TRAITOR 国を売った男

エストニア警察本部で資産管理部門のトップにいるアルフレットは汚職が発覚し、解雇される。野心的な彼は妻ヘリと豪勢に暮らしていたが、愛人とは別れることに。そんなアルフレットに友人ヨハンは、旧ソ連時代の仲間オスカルが率いる、国防省で機密文書を保管する部門の部長補佐の職を紹介。2004年にエストニアのNATO加盟が確定し、アルフレットたちの職場は一躍NATOの機密を扱う重要部門になる。

そんなアルフレットにロシアの情報機関のヴァレリが接近し、スパイとなるよう勧誘する。最初は断わったアルフレットだが旧ソ連時代の弱みもあり、申し出を承諾してしまう。一方、軍情報部のマルコらは隣国ラトビアから逃げ込んできたロシアのスパイを追い始めるが……。

キャスト

主演は、『8人の容疑者~誰がオット・ミュラーを撃ったのか~』ガブリエル役のタンベット・トゥイスク。ほか、マルトゥ・ヌルク、エヴァ・コルディス、インドレク・タールマー、マリ・アベル(『妄想』)、ヴェイコ・ポルカネン、マルゴ・ミットらが出演。

放送・配信情報

『トレイター/TRAITOR 国を売った男』(全6話)は、2月12日(日)13:00よりWOWOWプライムで放送、WOWOWオンデマンドで配信スタート(第1話無料放送あり)。

(海外ドラマNAVI)

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Photo:『トレイター/TRAITOR 国を売った男』 (c) Elisa and ERR