山下智久出演で話題となった、極限心理サバイバル・スリラー『THE HEAD』。シーズン2では福士蒼汰が出演。この度、世界最大級の国際映像コンテンツ見本市「MIPCOM CANNES 2022」に各国から集結した国際色豊かな主要キャストとスタッフが登場した。
『THE HEAD』とは
『THE HEAD』シーズン1では、辺境の地にある南極の科学研究基地で起こった惨殺事件の真相に迫る“震撼の極限心理サバイバル・スリラー”を展開。視聴者や批評家からも称賛され、放送・配信国が公開当初の3倍となる世界90以上の国と地域に拡大するなど大成功を収めた。
そして、待望のシーズン2では、新たな隔絶された場所=太平洋のど真ん中を航海する“ある科学ミッションを担った巨大貨物船”を舞台に、善と悪がぶつかり合う震撼の事件をスリリングに描写。前作で因縁のキーパーソンとなったジョン・リンチ演じる生物学者アーサーと、キャサリン・オドネリー演じる若き医師マギーが再登場する。
『THE HEAD』シーズン2のチームが、カンヌへ!
フランス・カンヌで開催された世界最大級の国際映像コンテンツ見本市「MIPCOM CANNES 2022」に、キャストの福士蒼汰、ジョン・リンチ、キャサリン・オドネリー、オリヴィア・モリス、モー・ダンフォード、ティエリ・ゴダール、そして製作総指揮のラン・テレムがレッドカーペットに登場。翌日行なわれたパネルディスカッションには、監督のホルヘ・ドラドも参加。
夢が叶った作品―
長期の撮影を共にし、仲良くなった共演者とレッドカーペットを歩いた福士は、「ワクワク感とドキドキ感の両方があり、すごく高揚している感覚がありました!」と笑顔で語った。
またパネルディスカッションでは、今回が初めての国際作品への参加となったことについて話し、「この役を演じることができて、また今日ここに参加できることはとても光栄です。この役をもらえた時は、とてもエキサイティングでしたし、同時に緊張も覚えました。海外の人と一緒に仕事をしたいというのが僕の夢の1つでしたので、海外作品に出演する夢が実現し、本当に嬉しかったです。」と、喜びを伝える。
続けて、「日本人として、外国で仕事をするのは時に困難なこともあります。日本では滅多に日本語以外でコミュニケーションを取る機会がないので、初めての経験も多く、苦労しました。でも、自分は新しいことに挑戦するのが好きなので、このチャンスに向けて精一杯努力し、また準備も入念に行って撮影に挑みました」と日本人だからこその苦労と、本作にかける意気込みも語った。
製作総指揮のラン・テレムはこの国際色豊かな本作について、「様々な国の役者を集めてインターナショナルな作品を製作することは難しいと思われていますが、私は全くそう思いません。キャラクターごとに役者を入念に選びました。最適な役者を見つけることができれば、役者の出身地は関係ありません。ドイツ人、フランス人、スペイン人、日本人、クルド人、中国人をパズルのように集めます。役のために選ばれた人たちです。国際制作に取り組むことはプラスなことであり、負担ではありません。再びここに戻ってこられて嬉しいです」と作品の魅力を伝えた。
『THE HEAD』シーズン2は、2023年、Huluに独占配信予定。
(海外ドラマNAVI)
Photo:制作:THE MEDIAPRO STUDIO Hulu Japan © Hulu Japan