『ベター・コール・ソウル』ボブ・オデンカーク、ファンや同僚に感謝メッセージ

大ヒットドラマ『ブレイキング・バッド』の前日譚スピンオフとして、2015年にスタートした『ベター・コール・ソウル』。ついにファイナルを迎えた人気シリーズに主演したボブ・オデンカークが、ファンや同僚に感謝の気持ちを伝える感動的な動画を公開した。

考えるのはつらい

『ベター・コール・ソウル』は、2008年に放送開始された『ブレイキング・バッド』の前日譚となり、悪徳弁護士ソウル・グッドマンがジミー・マッギルと名乗っていた時代を描くシリーズ。

現地時間8月15日(月)に米AMCでシリーズ最終回が放送され、14年間にわたって展開されたフランチャイズが有終の美を飾った。ボブは自身のTwitterに動画を投稿して次のようにコメントしている。

「ソウル・グッドマンと『ベター・コール・ソウル』に別れを告げることについて、どう感じているか皆に訊かれるけど、その質問には上手く答えられないよ。正直なところ、あの体験、そしてあのキャラクターについてさえ考えるのはつらいからね。感動的なシーンがたくさんあり、それらがあまりにも美しく溶け込んでいて、どうやって実現したのかさえ僕には謎だよ。観てくれてありがとう」と、今も番組の終了に向き合えない様子。

『ベター・コール・ソウル』キャスト、スタッフ、ファンに感謝

次にボブは、「(クリエイターの)ヴィンス・ギリガンとピーター・グールドに感謝したい。僕はこの役に相応しいことは何もしていなかったけど、6シーズンかけてそうなれたのならよいのですが」と感謝のコメント。

続けて、キム役のレイ・シーホーンら共演者の名前を順番に挙げ、卓越したキャストとの共演で、さらに俳優として成長できたと述べている。スタッフに対しても、「これほど多くの素晴らしい人たちが、自分の仕事を上手くこなしているのを目の当たりにすることはないだろう。この番組を最高の作品にするために、僕にしてくれたことに感謝しています」と伝えている。

そして、最後にファンに向けて、「僕たちにチャンスを与えてくれてありがとう。なぜなら、おそらく多くの人にとって、これまでで一番お気に入りの番組から僕たちは出てきたわけで、単に番組を作ろうとしただけでも嫌われる可能性があったのに、そうじゃなかった。チャンスを与えられ、それを最大限に活かすことができたと願っています」と述べた。

ついに幕を下ろした『ベター・コール・ソウル』シーズン6は、Netflixにて配信中。『ブレイキング・バッド』シーズン1~5は、Netflix他Amazon Prime VideodTVなどにて配信中。

(海外ドラマNAVI)

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Photo:『ベター・コール・ソウル』©Greg Lewis/AMC/Sony Pictures Television